私雨邸の殺人に関する各人の視点

個数:
電子版価格
¥1,925
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

私雨邸の殺人に関する各人の視点

  • 渡辺 優【著】
  • 価格 ¥1,925(本体¥1,750)
  • 双葉社(2023/04発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 34pt
  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月30日 04時46分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575246230
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

嵐の私雨邸に取り残された11人の男女。資産家のオーナーは密室で刺殺され、世にも珍しい〈探偵不在〉のクローズド・サークルが始まる。館に集ったのは怪しい人物ばかり。いったい誰が犯人を当てるのか。各人の視点からなされる推理の先に、思わぬ悲劇が待っている。

内容説明

たまたま館に集ったはずのメンバーに意外な関係性が。それぞれの視点から語られる事実を統合すると犯人がわかる新感覚ミステリー!

著者等紹介

渡辺優[ワタナベユウ]
1987年宮城県生まれ。大学卒業後、仕事のかたわら小説を執筆。2015年に「ラメルノエリキサ」で第二八回小説すばる新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

340
クローズドサークルで起きる密室殺人事件にダイイングメッセージの謎と古典本格ミステリの趣向がてんこ盛りに詰まったミステリ愛好家には堪らない魅惑の一冊です。被害者は当主の金持ちの老人で、家族達と招待客を含めた容疑者は10人です。著者は大学のミステリ同好会二人の内のA二ノ宮(男)、B雑誌編集者の牧(女)、C被害者の孫の梗介(男)の三人の視点による語りで進行し、時々X名でヒントをくれます。本書の特長は途中で素人探偵が登場して考えを述べる多重解決の趣向ですが、皆さんが自信満々に語る推理がことごとく的外れで自慢の鼻を2023/05/21

麦ちゃんの下僕

185
面白かったです!…ただし、僕の期待とは全然違う方向で(笑) (主に)A・B・C3名の視点が頻繁に入れ替わるという手法は、志駕晃さんの『スマホを落としただけなのに』等でも用いられている手法ですし、結果的にミステリーとしては“あのパターン”のバリエーションですし…終盤の多重推理の既視感も含め、帯の“新感覚ミステリー”という言葉に期待すると物足りなさを感じてしまいます。一方、キャラクター小説としてはかなりハイレベルですね!特に一条&二ノ宮…“江神&アリス”的関係への期待をここまで見事に裏切ってくれるとは…(笑)2023/06/10

yukaring

112
名探偵不在のクローズドサークル。各人の視点から語られる事実から真相を紐解いていくタイプのミステリは自分も推理に参加しているような感覚でとても楽しい。嵐の土砂崩れで孤立した別荘と閉じ込められた11人。絵に描いたような密室で次々と殺人が起こるが名探偵がいない?!ひと癖もふた癖もある登場人物達の推理合戦はかなり突っ込みどころ満載でユーモア満点。主に3人の視点から事件は語られるが、同じ事実を多面的に見る事ができるのはとても新鮮。ミステリ同好会の会長の「ダイイングメッセージすな」という関西弁のコメントはかなり名言。2023/07/30

93
オモロイ。古今東西ミステリーを読む人は、どこかで物語にサプライズを求めてしまうのが本能だろう。この作品は設定、犯人、動機、これといって珍しくない気がするが、ある一点のみで「えっ!?」と思わせてくれたので満足。いわくつきの豪奢な館で老主人が殺害された。土砂崩れによるクローズドサークルが発生し、犯人は館に残る誰かに絞られる...とストーリーは王道。探偵気取りのサイコパス味のあるミステリ馬鹿のヘッポコ野郎が本当にイライラしたが終盤にこの気持ちは何となく有耶無耶になった。既読の渡辺優さんの作品では一番良かった。2023/09/10

雪紫

93
「ここまでに住人全員が、一つずつ嘘をついている。」クローズドサークルな館で起きた当主殺害事件。語り手でさえ、言い落とし疑惑ある中それぞれの視点からあらわになる「犯人」と、探偵役は?探偵役不在と個性派キャラ揃いの中、王道の殺人と多重推理。動機やその後に明らかになった展開は思わず最初から読み返して確認したくなる。ミステリ定番なそれを何故強調するのか、が何よりストンとなってニヤリとさせられるが・・・二ノ宮くん、君結構危ない子なのでは(後梗介さんは生活大丈夫な気がする)?2023/06/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20838574
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。