出版社内容情報
僕は三年前に小学校の教師を辞めた。
昼の世界から逃げ込むようにして選んだ仕事は夜勤の警備員。
他人と深く関わらずに生きようと決めていたはずだった。
でも、勤務先で置引未遂を犯した10歳の少女との出会いが、立ち止まっていた僕を動かして……。
自分を犠牲にしてまで誰かを助けることは愚かなことだろうか?
本屋大賞第二位のベストセラー『ひと』の著者が贈る、ひとりで頑張ってしまう人への応援歌!
【著者紹介文】
1968年、千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞、08年「ロッカー」で第3回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。ひたむきな青年の姿を描いた『ひと』が19年本屋大賞第2位となりベストセラーに。著書に『まち』『いえ』『ホケツ!』『家族のシナリオ』『夜の側に立つ』『とにもかくにもごはん』『レジデンス』「タクジョ!」シリーズ「みつばの郵便屋さん」シリーズなど多数。
【内容紹介文】
僕は三年前に小学校の教員を辞めた。
昼間の世界から逃げ込むようにして就いた夜勤の警備員の仕事。
他人と深く関わらずに生きようと決めていたはずだった。
でも、勤務先で置引未遂を起こした女児との出会いが僕の止まっていた時間を動かして……。
損をしてまで誰かを助けることは愚かなことだろうか?
挫折した青年の再生と新たな一歩を描く、書下ろし長編小説。
内容説明
教師をやめ夜勤の警備員になってから三年。立ち止まっていた僕を動かしたのは、空腹から置引未遂を犯した十歳の少女との出会いだった。挫折を知った青年の新たな一歩を描く心あたたまる感動長編。
著者等紹介
小野寺史宜[オノデラフミノリ]
1968年、千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第八六回オール讀物新人賞、08年「ロッカー」で第三回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。ひたむきな青年の姿を描いた『ひと』が19年本屋大賞第二位となりベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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