出版社内容情報
戦争と犯罪の境界がなくなった近未来、AI捜査を武器に、敵対国家、テロリスト、犯罪者を取り締まる「超知能警察」が誕生した! 2029年、科警研で情報科学を研究する逆神は、三つの異なる事件の検証を命じられる。だがそれは、東アジアの安全保障をも脅かす危機の端緒にすぎなかった。現役AI研究者の著者が放つ、近未来ハイテク警察小説。
内容説明
2029年、科警研で情報科学を研究する逆神は、警察庁副長官の木戸から三つの異なる事件の検証を命じられる。いずれも日本海側の各県で起きた奇妙な事件だが、一見すると何の繋がりも脈絡もないものだった。逆神は自らが率いる情報科学第四研究室をあげて解明に挑むものの、それは、東アジアの安全保障をも脅かす危機の端緒にすぎなかった―。現役AI研究者にして直木賞候補の著者が活写する次世代警察小説。戦争と犯罪の境界がなくなった近未来、AI捜査を武器に、敵対国家、テロリスト、犯罪者を取り締まる「超知能警察」が誕生した!
著者等紹介
山之口洋[ヤマノグチヨウ]
1960年東京都築地生まれ。東京大学工学部卒業。松下電器産業(現・パナソニック株式会社)などで人工知能(AI)の研究開発に携わる。1998年『オルガニスト』で第10回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。2001年に退社し、作家兼フリーIT技術者になる。また同年『われはフランソワ』が直木賞候補になる。2006年「紙のキーボード」の開発で経産省・情報処理推進機構(IPA)より「スーパークリエータ」に認定される。現在、明治大学と東洋大学にて非常勤講師、IT関連企業で技術顧問を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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