SIP超知能警察

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SIP超知能警察

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  • サイズ 46判/ページ数 357p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575244502
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

戦争と犯罪の境界がなくなった近未来、AI捜査を武器に、敵対国家、テロリスト、犯罪者を取り締まる「超知能警察」が誕生した! 2029年、科警研で情報科学を研究する逆神は、三つの異なる事件の検証を命じられる。だがそれは、東アジアの安全保障をも脅かす危機の端緒にすぎなかった。現役AI研究者の著者が放つ、近未来ハイテク警察小説。

内容説明

2029年、科警研で情報科学を研究する逆神は、警察庁副長官の木戸から三つの異なる事件の検証を命じられる。いずれも日本海側の各県で起きた奇妙な事件だが、一見すると何の繋がりも脈絡もないものだった。逆神は自らが率いる情報科学第四研究室をあげて解明に挑むものの、それは、東アジアの安全保障をも脅かす危機の端緒にすぎなかった―。現役AI研究者にして直木賞候補の著者が活写する次世代警察小説。戦争と犯罪の境界がなくなった近未来、AI捜査を武器に、敵対国家、テロリスト、犯罪者を取り締まる「超知能警察」が誕生した!

著者等紹介

山之口洋[ヤマノグチヨウ]
1960年東京都築地生まれ。東京大学工学部卒業。松下電器産業(現・パナソニック株式会社)などで人工知能(AI)の研究開発に携わる。1998年『オルガニスト』で第10回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。2001年に退社し、作家兼フリーIT技術者になる。また同年『われはフランソワ』が直木賞候補になる。2006年「紙のキーボード」の開発で経産省・情報処理推進機構(IPA)より「スーパークリエータ」に認定される。現在、明治大学と東洋大学にて非常勤講師、IT関連企業で技術顧問を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

本の蟲

13
3年前に韓国と北朝鮮が統一。時代は6Gで自動運転が当たり前になり、全国信号機には3Dカメラが搭載されている近未来。警察内組織「科警研」で治安維持AIを研究している逆神チームは、『ヨーダ』の異名を持つ副長官から3つの事件を調べるよう指示される。日本海側での、無戸籍児童のストリートチルドレン急増について。防衛省内で連続する不審現象。中高の卒業アルバム損壊事件。調査が進むにつれ、全く無関係に思えた事件から、恐るべき陰謀と日本の危機が見えてくる。最後が少し急ぎ足だが、犯罪の技術革新についていけない日本がリアル(続2022/02/01

冬野

12
初読み作家さん。表紙に惹かれて手に取ったけど読み応えがあって良かった。もっと読まれてほしい~! AI、ビッグデータ、国防、アジア情勢といった要素が複雑に絡み合った骨太な作品。三つの軽微にも思える事象が大きな陰謀に収束していく過程が面白かった。技術的な説明も詳細で勉強になる。個人的には交通関係のビッグデータとAI解析の併せ技でどういうことが分かるか・できるかが興味深かった。すっきりとはしない結末だったけれど、昨今の国際情勢を思えば大団円にできないのも納得できるかも…。小森田が格好良かった。星:4.5/52024/04/17

コリディ

10
8点。初読み作家さんかと思ったら、ファンタジーノベル大賞「オルガニスト」、もう20年以上前なのに内容が衝撃的で記憶にある。山之口さんのプロフィールを見ると多才さに驚かされる。発想や内容が超一流だが文章とラストがちょっと不満かな。もう少し注目されても良い作家さん。それにしても、小説とは言え、韓国はやっぱ許せん。 2022/01/14

ふみ

8
近未来でハイテクを駆使した警察小説。AI関連の説明会話はかなり難解だが逆神達の研究調査の犯罪兆候を発見する意図は理解できる。日本海側で発生した「無戸籍児童の増加」「卒業名簿の破棄破損」また「防衛省の連続不審死」の調査結果も秀逸だ。戦闘場面も非情感が有り面白かった。国を脅やかす犯罪者との闘いは続編がある気がする。評価B+2022/03/05

うさ

6
近未来の日本でAI捜査を使って犯罪者を取り締まる超知能警察の話なんやけど、設定とストーリーはめっちゃ面白いのになぜか文章が頭に入って来にくいんよな~戦闘シーンもあったり人も沢山死ぬんやけどな~きっと僕が超知能じゃないからやな(笑)2022/04/06

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