少女モモのながい逃亡

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  • サイズ 46判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575243482
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

1930年代のヨーロッパ。ある地方で起きた飢饉の発生により、富農の少女モモは故郷を出て都市に向かう。しかし経済の疲弊は激しく、住民は「相互監視」を強め、政府の政策に翻弄される。荒廃した国で、モモはいかに生きていったのか。第37回小説推理新人賞、第5回アガサ・クリスティ―賞の新人賞ダブル受賞の俊英が描く、人間の陰と光。

内容説明

1930年代のヨーロッパ。農家の娘モモは、中央政府の農業集団化政策や、大飢饉の発生によって故郷をあとにした。わずかな希望を持って都市に出るが、そこで待っていたのは、住民の相互監視と密告だった―。

著者等紹介

清水杜氏彦[シミズトシヒコ]
2015年「電話で、その日の服装等を言い当てる女について」で第三七回小説推理新人賞を、同年『うそつき、うそつき』で第五回アガサ・クリスティー賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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