されど家族、あらがえど家族、だから家族は

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  • サイズ 46判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575243383
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

長年勤めた会社をやめた上村准のもとに姉から「認知症の父が失踪した」という報が入る。家族は父の不倫が原因でバラバラになっていた。父はどこはいったのか。互いを避けあっていた家族は父の失踪を機に傷つけあいながら、家族、そして自分自身を見つめ直しはじめる。「全裸監督」の脚本家が初めて書き下ろす家族小説。

内容説明

認知症を患う父が失踪した―。父の浮気が原因でバラバラになった家族は、父の失踪により再びひとつ屋根の下に集う。「愛人のところに自分の意志で行った」と主張し行動を起こさない兄。「私が目を離したせいだ」と自分を責め、家族の問題を背負い込もうとする姉。そんな姉を気遣い、家族のバランスをとろうとする義兄。そして、まるで他人事の僕。どこにでもいる「仲の良くない普通の家族」は父の失踪を機に家族と自分自身を見つめ直す。Netflixオリジナルドラマ「全裸監督」の脚本を担当し、監督&脚本として制作した映画『タイトル、拒絶』が注目を浴びる新進クリエイターが「家族とは!?」に“巨石”を投じる衝撃の小説デビュー作。

著者等紹介

山田佳奈[ヤマダカナ]
1985年神奈川県生まれ。専門学校卒業後、レコード会社のプロモーターを経て、10年に劇団「□字ック」を旗揚げ。自ら脚本、演出を担当する。16年、映画『夜、逃げる』で監督デビュー。19年、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』で脚本を担当し話題になった。20年11月公開の映画『タイトル、拒絶』は公開前から高い評価を得ている。『されど家族、あらがえど家族、だから家族は』が初の小説となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

49
山田佳奈さん、初読み。タイトルに惹かれて。家族かぁ。兄弟は他人の始まりと言うもんね。それぞれが、それぞれの立場で語る。平凡な話しなのに心に残る。読了後、表紙の苺を見て納得。2021/09/14

りょう

4
うーん??こんなに互いに思いやりがない単なる血縁?というだけで、家族としてやっていかなきゃいけないの?まして同居しなきゃいけないの?と思う。血縁であることはどうにもならないけど、それぞれ独立すればいいのに、ってあたしは思うけどなあ。2020/11/24

kishi

3
うーん、ちょっと苦手かな。。しかし家族って色々あるよね。。2021/06/08

びかごん

3
うーん。長男の友達はむかつく。2021/02/07

金の塩風呂🛀

1
父親の失踪をきっかけにバラバラに暮らしていた3兄弟が、久しぶりに集うところから始まります。各章で語り手が登場人物ごとに変わり、物語の時間軸も、2週間ほどの期間だから、なんだか切り替えがテンポよく。動きは少ないけれど、それぞれの心情や他の人物への想い、各々の腹の中、それがハッキリ分かるので、面白かった。けど引っ張った割りには、大きな進展がなくて、少し残念でした💦ラストも、急に吹っ切れた↓続く https://ameblo.jp/yajtm5/entry-12845863114.html?frm=theme2021/03/03

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