出版社内容情報
何をやってもうまくできない紙屋が家族のコネを使って就職したのは老舗の製粉会社。唯一の特技・文を書くこと(ただし中学生の時にコンクールで佳作をとった程度)と面接用に読んだ社史に感動し、社長に伝えた熱意によって入社が決まったと思っていたが――配属された総務部では、仕事のできなさに何もしないでくれと言われる始末。ブロガーの同僚・榮倉さんにネットで悪口を書かれながらも、紙屋は自分にできることを探し始める。一方、会社は転換期を迎え……?
会社で扱う文書にまつわる事件を、仕事もコミュニケーションも苦手なアラサー男子が解決!? 人の心を動かすのは、熱意、能力、それとも……? いまを生きる社会人に贈るお仕事小説。
朱野帰子[アケノ カエルコ]
著・文・その他
内容説明
注意散漫で自信がなく、何をやってもうまくできない紙屋(30代・独身)は、なんとか老舗の製粉会社に就職することができた。しかし配属された総務課では、あまりの仕事のできなさに何もしないでくれと言われる始末。営業部のおじさん達にイジられ、ブロガーの同僚にネットで悪口を書かれながらも、唯一誇れる文章への愛をたよりに紙屋は自分にできることを探し始める。会社で扱う文書にまつわる事件を、社会人偏差値低めなアラサー男子が解決!?人の心を動かすのは、熱意、能力、それとも?
著者等紹介
朱野帰子[アケノカエルコ]
1979年生まれ。2009年『マタタビ潔子の猫魂』で第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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