Ｍノベルス ハーシェリク〈２〉転生王子と黄昏の騎士

楠 のびる【著】

双葉社（2016/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 323p／高さ 19cm
• 商品コード 9784575239836
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

楠のびる［クスノキ ノビル］
著・文・その他

あり子［アリコ］
イラスト

内容説明

交通事故で死んだ早川涼子はグレイシス王国第七王子ハーシェリクとして転生した。五歳になり、王国は夏を迎えようとしていた。そんな折、ハーシェリクのもとに筆頭騎士の話が舞い込む。多くの候補者の中から選ばれたのは、学院をギリギリで卒業できた王家を嫌う不良騎士だった。時を同じくして、王都では不審な薬が流通し始め…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[合縁奇縁]

交通事故で死んだ早川涼子はグレイシス王国第七王子ハーシェリクとして転生した。五歳になり、王国は夏を迎えようとしていた。そんな折、ハーシェリクのもとに筆頭騎士の話が舞い込む。ハーシェの筆頭騎士探しのシリーズ第2弾。サブタイトルの『黄昏の騎士』と言う事で新キャラは婚約者に死なれてグレた不良騎士(でも腕は抜群)なオクタヴィアン（オランジュ）と第一王子マルクスが登場。今回はオランジュが学生時代に亡くした婚約者も係わる麻薬捜査も関わってくる。多くの候補者の中から選ばれたのは、学院もギリギリで卒業できた王家を嫌う

2025/03/02

[メイドパンダ]

タイトルが秀逸ですよね、黄昏の騎士だなんて。また内容もいいんですよね。今回も新たな友が加わりました。忠誠を誓うシーンは涙を誘うものでウルッとしてしまいました。次巻では魔法士が仲間にくわわるのかな？

2019/01/10

[真尋]

新たに専属騎士との絆が深まるまでの話をメインに、新キャラで情報屋の登場、長男王子の活躍や今後の不穏な動きと読了後は3巻が待ち遠しくなる一冊だった。誰もが期待した美少女展開に挿絵が期待してしまう。メインであるヘタレ騎士の救済は割と王道だったけれどそれぞれのキャラの人柄が良いから安心して読み進められます。そして執事もばっちり活躍。迂闊に名前を呼ぶハーシェ第一主義なクロさん可愛い。ところで、銀英伝みたいに歴史語りが入るけれど、ハーシェは現在5歳。この国が救済される時って何歳になるんだろう。それまで持つんかな。

2017/02/08

[ちゃそぬ]

めっちゃよかった。冷静に考えるとハーシェの年でこんなことできるかい！と思わなくはないんですが、いいお話を読んでると少々のことは気にならなくなります。ハーシェ可愛い。筆頭たちカッコイイ。御兄様素晴らしきかな……。Web版既読ですが、勢い余っていっきに全部読みました。オラン大好きです……ハーシェは別格ですが、好きなキャラと言われるとやっぱりオランが好きなので今巻が発売されるのをずっとずっと楽しみにしてたんですよねえ。買ってよかった。

2016/09/18

[あちこ]

なろうHPより。どうしても頭をよぎるのは、ハウス食品のアニメ「小公子」だ。やたらと賢くてお人よしで…そりゃあみんなに好かれるよね！

2017/11/07