スマドロ

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575238624
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

ひとりの女性のモノローグから物語は始まる。登場人物が繋がっていく複雑な人間関係。一章ごとに増えていく相関図!一度読んだらもう一度読みたくなる、パズルのような群像劇!!第35回小説推理新人賞受賞作。

著者等紹介

悠木シュン[ユウキシュン]
1980年生まれ。広告代理店、デザイン事務所、印刷会社勤務を経て2013年「スマートクロニクル」で、第35回小説推理新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

🐾Yoko Omoto🐾

98
第35回小説推理新人賞受賞作品。※辛口レビュー※「スマドロ(スマート泥棒の略)」と呼ばれる泥棒が世間を騒がせている背景を軸に各章それぞれの主人公が過去から現在に至るまでに思いもよらぬ繋がりを持っているという群像劇調のミステリ。テイストとしては湊かなえ、真梨幸子路線を思わせるイヤミスもどきなエピソードを多用しながらも喜劇的な面もあるという一貫性の無さがバランス悪い。各章の終わりに人物相関図なるものが挿入されるが正直不要。「スマドロ」という存在がタイトルにするほどの意味をほとんど持たないように見え残念すぎる。2014/05/23

そうたそ

53
★★☆☆☆ これって面白いのかなあ……。面白いとも面白くないともなかなかいい切りにくい作品。章ごとに主人公が変わりつつも、ストーリーが少しずつ絡み合い、最後には思わぬ相関図が完成するというような趣向の物語。面白味というのはほぼそこだけに限られるといっても過言ではない。面白いっちゃ面白いが全体的に安っぽい。初見ではケータイ小説かと見紛うような表紙にしても、文章のセンスにしても個人的には受け入れることが出来なかった。こういったタイプの作品がミステリの新人賞を受賞してしまうのも、時代が変わったということか。2014/08/06

ミーコ

46
うーん 面白いのか、面白くないのか イマイチよく分からない1冊でした。私の好みではなく、残念!2014/08/06

カナティ

37
新人賞を受賞されたとのことで手に取りました。スマート泥棒に関する連作短編で話が進むに連れて相関図が複雑になっていくという趣旨のもの。各話の最後に相関図が載っていてわかりやすいのですが、そんなに深いわけでもなく...。サラッと読むにはちょうどいいかもです。2014/08/30

へいっち(ت)♪

35
タイトルはスマートな泥棒ということ。そのスマドロに関わる女性が章ごとに一人ずつ増えていく。そして家族をも巻き込む人物相関図が増えていって・・・。そんな主婦・母親なんているわけない!と思いながらも怖いもの見たさで一気に読んでしまった。2015/03/01

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