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  • サイズ B6判/ページ数 431p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575238013
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

ある新人賞に驚異的な小説が応募されたことから物語は始まる。書評家の私は、編集者から頼まれて、連絡のつかない作者・風森大樹を捜すことになった。本籍地の青森に行くも、杳として行方が知れない。地元で聞くには、風森には子どもの頃から特殊な能力があったという。手伝いをしてくれた若者が不審な死を遂げ、事態は急転する―。

著者等紹介

高橋克彦[タカハシカツヒコ]
1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業後、83年『写楽殺人事件』で第29回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。86年『総門谷』で第7回吉川英治文学新人賞、87年『北斎殺人事件』で第40回日本推理作家協会賞を受賞。92年『緋い記憶』で第106回直木賞、2000年『火怨』で第34回吉川英治文学賞、12年には第15回日本ミステリー文学大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

9
宇宙人が出て来てからダレたな〜前作の焼き直しだもん。2015/05/16

ヒコーキ雲

9
2013年2月上梓。題名からは想像できなかった久々の古代宇宙人もの(?)です。小説新人賞の応募作に書かれていた超高度な数式。応募者は逃げが天才的なプロレスラー。落選だが連絡を取ろうとすると所在不明。興味を持った書評家の主人公が探ると舞台は青森へ。所在探しを手伝ってくれた若者の事故死をきっかけに、話は大きく転回する。上巻では陸軍まで出てきて、後半かなり話が膨らみました。さて、この後どうなることか。高橋克彦さんの本は好きでほぼ全部読んでいるのですが、「竜の柩」系の話は本当に久々なので下巻が楽しみです。2014/03/12

tama

8
図書館本 なにはともあれあっという間に読了。心配なのは「竜の柩」や半村良さんの焼き直しになることだな。下巻がそうなっていませんように。2013/08/11

marsa

7
高橋克彦作品が好きなので、すごく楽しく読み始めました。書評家が新人賞に応募された興味深い作品の作者を探すよう依頼されたところから始まり、あの東北不思議系の壮大なストーリーワールドに誘い込まれました。下巻が楽しみ!2015/08/23

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

5
なんだか新たな総門谷というイメージで読み進めた、後半をすぐに読まねば2013/04/04

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