出版社内容情報
★この本をお薦めします★~紀伊國屋書店大津店・藤井嘉人
臨場感あふれる警察小説です。幾多の困難に立ち向かう主人公・巻島。孤立しそうな巻島を全力で助ける数少ない部下。読んでいて、自分も捜査に参加し、少しでも巻島の手助けをしたいと思いました。本当の男・巻島がそこにいます。
内容説明
連続児童殺人事件―姿見えぬ犯人に、警察はテレビ局と手を組んだ。史上初の、劇場型捜査が始まる。
著者等紹介
雫井脩介[シズクイシュウスケ]
1968年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。2000年に第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作、『栄光一途』でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうじ
147
⭐️⭐️⭐️3/5 ふ〜1ページ2段なのでなかなか読む終わらなかった^_^;内容は面白かったです。公開捜査!巻島は頭いいなぁ〜^_^ラストがカッコよすぎでは(笑)次は犯人に告ぐ2へ!どんな話かなぁ^_^2015/12/29
ダイ@2019.11.2~一時休止
92
主人公と邪魔役の上司で劇場型捜査を進めます。実際にこんなことがあったら視聴率取れるのかな?2014/05/14
Tsuyoshi
82
犯人に対する描写の少なさや同僚の私欲によるメディアへの情報漏洩など微妙な部分はあったものの劇場型犯罪の様相をなす犯人に対しニュース番組を利用した劇場型捜査という手法で挑発していくやり口や、過去の失態を一人抱え込んだ主人公の犯人確保までに至る心の葛藤など実に面白く引き込まれた。2018/08/18
reo
79
この本で触れられてる『ルビーの指輪』という唄ですが、僕らの年代ではイントロのベースが”ドン”と鳴るとすぐに♪くもり硝子の向うは風の街 問わず語りの心が切ないね♪と出て来ます。渋い役どころでは今や日本一の俳優、寺尾聡さんの作曲・唄なのですね。1981年発売されると、この年の日本レコード大賞など歌謡賞を総なめにした大ヒット曲です。この唄の3番の歌詞♪そして二年の月日が流れ去り 街でベージュのコートを見かけると 指にルビーのリングを探すのさ♪このベージュ色が鍵を握ることになるのですね。再読でも色褪せしません。2016/11/09
よむよむ
70
連続誘拐殺人犯の《劇場型犯罪》に対抗して警察は《劇場型捜査》を敢行。果たして吉か凶か? 徹底してメディアを利用する展開は面白いけど、なんとなくリアリティに欠ける感がする。あともう少し何かが欲しいような気がしました。津田長の存在にホッとします。<ネタバレ>→2011/08/28
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