内容説明
ひったくり現場が録画されていたレンタルビデオ。なぜ、彼がそんな映像を撮ったのか?そこにはある切実な想いが託されていた。小説推理新人賞受賞作収録。人間味溢れるミステリー短篇集。
著者等紹介
山之内正文[ヤマノウチマサフミ]
1955年、宮崎県生まれ。宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校卒業。2001年「風の吹かない景色」で第23回小説推理新人賞を受賞。受賞第一作として発表した「エンドコールメッセージ」が第55回日本推理作家協会賞短編部門の最終候補作に選ばれる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨッシー
3
義務的読書後半戦。そろそろ海外ミステリを読みたい今日この頃。「日常の謎」と言われて読み始めたのにとんだ大間違いでしたあの野郎待ってろよ。しかし、何と言うか……好みじゃないとしか言いようがないです。この半年で読んだ本の中では一番つまらなかったかな……。社会的・心情的不安を物語に絡めてくるんですが、これが妙にあくどくって。毎話最後は軽く人情物というか、感動的な終わり方をしますが、こっちの心がすさんでるせいかものっすごく冷めた目で見てしまうし。デビュー作でまだ文章もこなれていないのかな。うーん、ごめんなさい。2012/03/10
まこ
0
なんか中途半端。畑中恵の政治家の話に似ていました。2015/05/03
やすひで
0
推理短編集。「便利屋稼業 猫捜索顛末記」が好み。2010/11/17
mitsuru1
0
短編なのに一捻りがあります。便利屋シリーズ原型もありました。2009/06/07
chiro
0
この方は短篇が巧いと思う。2009/02/08
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