いちご文庫ティーンズ・メイト ふたりの森のラビリンス

石飛 卓美【著】

双葉社（1989/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 214p／高さ 15X11cm
• 商品コード 9784575210606
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

茅野亜季子、フツーの高校一年生。ある朝、大事件がおきた。土曜日から、いきなり月曜日になっている。そんなあ！？どうやら、ちがう世界にまぎれこんでしまったらしい。ある日、町で亜季子は、不思議な少年・ミノルに出会う。ミノルはとってもやさしくて、亜季子はミノルにどんどんひかれていく。でも、ミノルは…？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Machina Sapiens @人工無能]

伝奇小説「人狐伝」でデビューした石飛氏のラノベ。高校生の亜季子は、日曜だと思っていたら、今日は月曜。日曜日の記憶が、すっぽり抜けている。それ以外何時もの日常と思っていたが、何かが少しづつ違う。この世界に都道府県は無く、都市と森林とに明確に別れている。孤独と疎外感に苛まれる亜季子は、都心で森から来た少年と出逢う。っとまぁ、こんな感じのパラレルワールドモノです。中国語翻訳が出たとき、台湾の女の子から、ファンレターが来たそうな。名前がアレだから、女流作家と勘違いされた様だだとさ。

2013/11/02