内容説明
2013年、球団創設9年目にして東北楽天ゴールデンイーグルスは初の日本一に輝いた。しかし、連勝記録を更新した田中将大投手を褒め称える一方で、指揮官である星野仙一の手腕を評価する声がほとんど聞こえてこない。その理由はなぜなのか?そもそも星野仙一は名監督なのか?野球評論家として長年現場を見続け、東京六大学野球で星野の1年後輩である江本孟紀が、過去におけるプロ野球の名監督と比較して分析した一冊である。
目次
第1章 「闘将・星野仙一」の原点(コーチャーズボックスから星野さんの「オイ、コラッ!」の怒声;島岡さんに寵愛された星野さん ほか)
第2章 プロで生き抜く知恵を身につけた中日時代(水原監督と積み上げていった信頼関係;巨人相手に“燃える男”の本領発揮 ほか)
第3章 阪神、北京五輪…そして楽天へ(世間を仰天させた「星野仙一阪神監督就任」の真実;野村さんと星野さんの最大の違い ほか)
第4章 田中将大24連勝のカラクリ(佐藤ピッチングコーチのシンプルなアドバイスが効いた;田中に対して無策だったパの5球団 ほか)
第5章 江本流名将の条件(名将の条件として必要不可欠なもの;理念なき監督はユニフォームを脱ぐべき ほか)
著者等紹介
江本孟紀[エモトタケノリ]
1947年、高知県生まれ。高知商、法政大を経て熊谷組に入社。71年に東映フライヤーズに入団。その後南海ホークス、阪神タイガースでピッチャーとして活躍し81年に引退。通算成績は113勝126敗19S。引退後プロ野球解説者として活躍し、92年から2004年まで参議院議員、2001年には参議院初代内閣委員長を務める。現在はサンケイスポーツ、フジテレビ、ニッポン放送の解説者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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