内容説明
マジか!と思っても目をそらしてはいけない。娘たちが生きる学校、SNS、恋愛…こんなに大変なことになっていた。
目次
第1章 娘たちのコミュニケーションツールSNS
第2章 いじめ問題を考える
第3章 SNSとつながるリアルライフ
第4章 娘たちの金銭事情
第5章 恋愛&セックス
第6章 娘とどう向き合うか
巻末座談会 娘たちの本音
著者等紹介
黒羽幸宏[クロバユキヒロ]
1974年生まれ、神奈川県出身。テレビ番組制作会社を経て、94年から『週刊プレイボーイ』記者として15年以上活動。並行して各男性誌にも寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaya
4
各章の後半に申し訳程度についている父親世代への忠告がひどく薄っぺらい。巻末の座談会では、「今の若い子、まじやばいんだって!見て見て!」と揶揄する大人がページの裏に透けて見えるような気がして不愉快だった。2016/05/30
MasakiZACKY
4
著者の膨大な取材記録に基づいて、父親からは見えない女子学生たちの裏事情を描いた一冊。「父親が知らない」とタイトルにあるように父親に向けてのメッセージつきだが薄っぺらい。些細なことが大切とも言えるが。それよりも単純に若者事情として面白い。ただし読んでいて胸糞悪くなるのは間違いないので要注意。結局は本人たちよりも親の教育がダメなんだよなと。「こんなの一部の馬鹿の話」とは思っちゃうしその通りなのだろうが、まさにその一部に目を向けないでは何も解決しないし本人たちも可哀想。まずはこれを読んで現実を知ることから。2014/01/14
かやん
3
嘘ではないのかも知れないけれど、話盛ってる!?って思ってしまう…。読み物としてはえーっ!!あり得ないでしょ!?みたいな感じで読めてしまうけど、鵜呑みにできないと言うかしたくない…。たとえ偏差値が高かろうが、キチンとしたお嬢様だろうがここまで下品な娘に育てたくないと強く強く思いました。2014/02/22
れじーな
2
私が学生だった頃は、スマホも携帯も無かったお陰か、ここまで酷くは無かったものの、今で言うところのスクールカーストのような空気はしっかりと存在していて、根本的な部分では今更、なような気もしました。空気を読み合って、底辺に落ちないように気を張り続ける心理は、どの女の人にも覚えがあるものだと思います。ただ、この現実は異常だと思いますが。男を見下し、馬鹿にしているのに、女の順位が男で決まる、という矛盾は、女の子の置かれた環境の歪み、ジェンダーの問題として取り上げられるべきじゃないのかなぁ、と思いました。2014/02/15
Great Eagle
2
今どきの小中高の子たち、特に女の子は進んでいるのですね、ホント驚きです。自分の評価を上げていじめにあわないようにするために、過激に走ることを厭わない。不思議な感覚ですが、集団の中で「底辺」に格付けされないように周囲の空気を読みながら暮らしているようです。しっかりとした自我をどうやって身につければよいのでしょうか。2014/01/18
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