内容説明
日本人はなぜ、これほどまでに野球が好きなのか。それは、個の能力を結集させてチームの勝利を目指すゲーム性にあるのではないか。それぞれの選手に、それぞれの役割がある。個をいかに育て、組織をまとめ上げるのか。そこに指揮官の手腕が問われる。一流の監督が語る、一流の人材育成論。
目次
第１章 失敗から成長させる―北海道日本ハムファイターズ監督・梨田昌孝
第２章 優しさと厳しさで寄り添う―埼玉西武ライオンズ監督・渡辺久信
第３章 数字だけで評価しない―オリックス・バファローズ監督・岡田彰布
第４章 個の力をチーム力に変える―東京ヤクルトスワローズ監督・小川淳司
第５章 高い目標に挑ませる―日本大学第三高等学校硬式野球部監督・小倉全由
第６章 信頼して放任する―近畿大学硬式野球部監督・榎本保
第７章 自分に厳しく人に厳しく―東京国際大学硬式野球部監督・古葉竹識
第８章 すべては信じることから―ホンダ硬式野球部前監督・安藤強
著者等紹介
中島大輔［ナカジマダイスケ］
１９７９年、埼玉県生まれ。スポーツライター。上智大学在学中からフリーのライター、編集者として活動を始める。０５年から、スコットランドリーグ・セルティックに移籍した中村俊輔を追い、４年にわたり同地で密着取材をする。帰国後、野球を中心に、サッカーの取材・執筆もしている。『週刊プレイボーイ』『日経産業新聞』などに寄稿。野球専門誌『Ｂａｓｅｂａｌｌ Ｔｉｍｅｓ』の西武担当記者としても活動中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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さきこ
1
今までは名将＝野村克也だったけど，新しい名将たちの話が読めてよかった．共通しているのは人間教育．野村監督と同じ考えなのか，彼らも野村監督の影響を受けただけなのか．2011/08/13
おかポン
0
プロ野球の監督だけでなく、アマチュア野球の監督にもスポットをあてた組織のマネジメントを読むことができる。プロとアマで異なる考え方があるのはもちろん、共通点も多くある。野球の話だけでなく、組織のマネジメントであったり、コーチングにも一役買う一冊。 2015/03/18
シロー
0
プロの名監督認定が甘過ぎるのでは？ 特に岡田監督は阪神ではＪＦＫを酷使しただけだし、オリックスでの最後なんて酷いもんでした。Ｔ岡田も一年だけだったし… それに比べてアマの監督さんは皆さん素晴しいと思います。2014/03/09
おかポン
0
再読。自分自身少なからず後進の教育をしなければならない立場になったので教育者の視点で読んだ。プロ・アマの違いはあれど、人間教育には大きな差は無いのかなと感じた。2021/08/25
たつや
0
梨田や岡田といった、プロ野球の監督や、日大三の小倉監督、東京国際大学の古葉さんなどアマチュアの監督のそれぞれの人材育成、組織論。ビジネスの人事的なヒントとしても役立つ一冊2019/11/06
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