双葉新書
ある検事の告発

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  • サイズ 新書判/ページ数 289p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784575153651
  • NDC分類 327.13
  • Cコード C0295

内容説明

2010年1月、ある元検事が静岡刑務所より出所した。かつて彼は、大阪高検公安部長という要職にありながら、“同僚”である大阪地検特捜部によって逮捕された。ありもしない罪をでっちあげられての口封じ逮捕。なぜ、検事は獄に繋がれてしまったのか?「検察崩壊」は、すべてここから始まった―。

目次

前代未聞の口封じ逮捕
私の経歴
検察「裏ガネ作り」の実態
告発を決意した理由
クロをシロにした検察の大罪
異常な取り調べ
検察側の裁判戦術
初公判での闘い
幻の犯罪事実
私の「不徳の致すところ」
マスコミは正義の味方か
独居房で迎えた正月
暴かれた検察側のシナリオ
懲役囚としての生活が始まる
大阪地検特捜部長が逮捕された日

著者等紹介

三井環[ミツイタマキ]
1944年、愛媛県生まれ。中央大学法学部卒。72年4月検事に任官し、京都、福岡、神戸、鹿児島、大阪各地検検事を経て、88年4月に高知地検次席検事に。以後、高松地検次席検事、大阪高検検事、名古屋高検総務部長などを経て、99年7月から、大阪高検公安部長。2002年4月、テレビ朝日「ザ・スクープ」で検察の裏ガネ作りの実態を実名告発することを決意。4月22日、番組収録を控えたたった3時間前に、口封じのため逮捕されてしまう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BluePlanet

6
★4.3(3.00)2010年12月発行。検察の裏金作りの全貌を公表しようとした著者を、告発を恐れた検察が公表直前に無実の罪で逮捕、監禁。全く日本の検察とは何たる組織なのかと唖然!マスコミも検察からの仕打ちを恐れ、事実を追求、公表しない態度には呆れてしまう。著者は自らの命を賭けて、これまでの検察を悪事を暴露したというのに。その後の事が気になり調べみたが、結局検察の隠蔽体質はかわることなく、この裏金問題は闇の中に。一体この国はどうなっているのか。事件をでっち上げる検察とは何なのか?空恐ろしい限りですね。2021/06/19

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