出版社内容情報
ドラマ<ヒロイン>は大成功するが、一方で関係者を巻き込む事件が次々と起こる。犯人はドラマ関係者の中にいるのか、それとも!?
内容説明
売れないシナリオライターだった大多の毎日は、人気女優あやめの主演ドラマを手掛けることで、一転する。脚本制作の忙しさに加え、出演者の降板や関係者の死亡事故など数々の事件が巻き起こり、あやめ達に頼られ奔走することに。一方で、不穏な動きをするのは、ドラマのモデルになった一人のシングルマザー。大多は犯人を突き止められるのか!?
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。桐朋学園高校卒業。76年「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞、80年『悪妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞を受賞。2005年には第9回日本ミステリー文学大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
17
脚本家が昔知り合いだった女優に認められて一躍有名に。お人よしでおせっかいの主人公の周りでなぜか事件が。作品のモデルになった女性の奔放な行動にちょっと引く。2015/12/01
かおりん
10
安心して読める赤川作品。奈良本知子が怪しげ。大多の脚本のモデルになり明るく綺麗になる。ヒロインの女優あやめが脚本家の知り合いで慕っているのが不思議な設定。撮影ロケに関して配役にも色々あり、殺人も起こるが、結末は金絡みだった。売れない脚本家なのに活躍できて良かった。最後は丸くおさまった。2016/10/01
ここあ
9
疲れた時には赤川次郎!さらっと読めるので大好きです。この本は、芸能界が舞台。気弱なシナリオライターと彼を取り巻く女性たち。事件に巻き込まれていきますが 赤川さんの軽快なテンポで重くなりすぎずおもしろく読めました。登場人物が意外に多いので最後のほうは多少混乱しましたが。装丁もかわいらしいです。2015/10/02
蕭白
8
相変わらず読みやすく、肩に力を入れずに読めました。今回はミステリとしても、最後まで犯人がわからず、とても楽しめました。2015/10/11
よしりん
7
いつも通りの赤川さん。よく人が死に、不倫や望まぬ妊娠する人が続出?あっという間に読了。2018/09/10
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