内容説明
天正16年、秀吉が海賊鎮圧令を出し、略奪行為を厳禁してのちの村上水軍は衰退の一途をたどった。かつては瀬戸内海を航行する商船から海の通行税ともいうべき「帆別銭」や「櫓別銭」を徴収した村上水軍の財力は豊かであった。だがそれらの払いに応じなければ、たちまち略奪、殺戮に走った。秀吉の処置は当然であった。
-
- 和書
- 東京考現学図鑑
天正16年、秀吉が海賊鎮圧令を出し、略奪行為を厳禁してのちの村上水軍は衰退の一途をたどった。かつては瀬戸内海を航行する商船から海の通行税ともいうべき「帆別銭」や「櫓別銭」を徴収した村上水軍の財力は豊かであった。だがそれらの払いに応じなければ、たちまち略奪、殺戮に走った。秀吉の処置は当然であった。