内容説明
丹波文七は、なぜ死闘を求めたか!?なぜ技の研磨に血を流したか―その文七が、突然、姿をくらまし、そして突如、異変が生じた!格闘技日本一を叫びたてる実戦空手「北辰館」の猛者が東北で3人、飛んで四国で一人が朱に染まった!黒のトレーナー、スニーカーの大男が、その都度夜陰に消えたと囁かれ、人々は丹羽文七を想い描いた。やがて―文七は現われた。が、どこにも「戦いの気迫」は漂っていない。悄然たる文七だが、「弱くなったなんて、嘘ばっかり…」と、「北辰館」の雄・姫川勉は、文七に鋭い視線を送った―戦いを求める者たちを描いて壮絶、人気絶頂の著者が叩きつける「修羅の道」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
0607xxx
9
空手vsプロレスがいよいよ始まった。当初は3巻の予定が、今作のあとがきで4巻になるだろうと書かれており、まさか長編小説になるとは著者も思ってはいなかったのだろう…3巻につづく2014/08/29
モディ
2
楽しい2017/05/26
ゆりこさん
2
頭をたたきつけたり靭帯きったり骨折ったりじつにあつい2014/07/06
Kusashiai
2
10年以上振りに小説版『餓狼伝』2巻の再読完了。丹波 文七が松尾 象山と初遭遇、そして竹宮流の藤巻 十三との戦い。燃えたなぁ。冒頭の北辰館の猛者達の立ち合いの描写も印象的だった。2012/02/12
洪七公
1
読了1987/10/18