内容説明
本書には、不妊症の治療に取り組まれた方々の経験や、いろいろな思いが、直接自身の言葉で語られている。また、多くの経験者が語っているように、未知の治療には不安があり、時に苦痛を伴なうこともある。そういったときに、正確な知識、理解をもって臨むことが安心につながり、よい結果を得るために近道であるので、不妊治療の要点をコラムにまとめ、巻末には用語集もつけた。
目次
1章 私、妊娠したいんです!(あとで後悔したくなかった。だから、がんばれた;1年間だけ!期限つきで始めた不妊治療 ほか)
2章 妊娠はしたのだけれど…(自然妊娠したけれど流産。でも幸せは順番にやってくる;流産から始まった不妊治療。結局原因は見つからなかった ほか)
3章 えっ、ボクに原因があったの!?(私たちが10年早く生まれてたら、妊娠は無理だったはず;精子減少無力症で人工授精に。夫には感謝しています ほか)
4章 この先生とならがんばれる!(夫・医師・不妊に悩む仲間たち…。不妊治療は1人ではがんばれない;雑誌で見つけたクリニック、「大丈夫」の一言に癒やされて妊娠! ほか)
著者等紹介
堤治[ツツミオサム]
東京大学医学部産科婦人科学教室教授。東宮職御用掛。1950年埼玉県生まれ。東京大学医学部医学科卒業。長野赤十字病院、米国NIH留学等を経て、現職。専門領域は不妊症、生殖内分泌学、腹腔鏡下手術。子宮内膜症、環境ホルモンについても研究
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。