出版社内容情報
九十歳で現役! 「美しいキモノ」での連載を持つ清水ときさんの渾身の一冊。
日本には美しい四季があります。私たちは、きものを着ることで四季を表現し、季節を感じ、味わうことができます。
季節による着分けや、色合わせのコツなど、長年きものを着通して研究した著者でなければ語れない知恵や極意が惜しみなく語られています。
【著者紹介】
清水とき・きものアカデミア学長、一般財団法人国際文化きもの学会会長。多数の国家的要職を歴任し、きもの教育・研究のあらゆる分野を指導。デザイナーしても大活躍。きもの文化の普及・発展に多大な功績を残す。勲四等瑞宝章、藍綬褒章受章。
内容説明
一生を捧げて追い求めてきたきもの道。その過程で得た、きものの心、知恵のすべて。
目次
第1章 きもの知恵袋十二ヶ月―四季折々のおしゃれ術
第2章 染織のふるさとを訪ねて―全国の染織産地探訪
第3章 とき小袖が生まれるまで―上代から現代に至るきものの歴史
第4章 清水とき創作季節の花結び―きもの着装美の仕上げに
第5章 きもの美人になるための五箇条の誓文
著者等紹介
清水とき[シミズトキ]
大正13年、岐阜県生まれ。洋裁教育の草分け、母・清水登美の「東京服装学園」を継ぎ、さらに和裁、きもの界に進出。学校法人清水学園設立。文部科学省認可社会通信教育講座を開始し、演劇やテレビ、雑誌で衣裳監修も行う。きものデザイナーとして染色にも携わり、三越はじめ有名百貨店の顧問デザイナーとして活躍し、数多くの創作きものをショーなどで発表。戦後の日本きもの界をリードする。学校法人清水学園理事長、専門学校清水とき・きものアカデミア学長、文化庁管掌「清水とき記念 きもの芸術館」館長、(一財)国際文化きもの学会理事長、とき・きものクリエイトセンター所長、「現代の名工」「東京都江戸の名工」選定委員、農水省・農畜産業振興事業団審議委員、厚生労働省和裁技能国家検定委員、(一社)全日本きもの振興会理事、(一社)全日本着付け技能センター理事長、(一財)文部科学省社会通信教育協会副会長、(一財)渋谷区美術振興財団評議員ほか多数の要職を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっくん