内容説明
日本とドイツに高邁な心の虹をかけた人々の物語。国と国、人と人とのあいだに虹の懸橋をかけた輝かしき群像、珠玉のロマン!近代日本を築いた忘れえぬ人々を描く。すべての漢字に振り仮名をつけて、多くの読者に訴える著者渾身の力作。
目次
第1章 日本の危機を救ったふたりのドイツ人
第2章 相良知安、青木・周蔵らの開いた血路
第3章 攘夷少年から、初代東大医学部綜理への大転換
第4章 エルヴィン・ベルツに日本における足跡
第5章 わが国の独文学史のさきがけ
第6章 巌谷小波とドイツ
第7章 囚われ人たちとの友愛
第8章 時流に流されることのないマルチ人間、片山敏彦
著者等紹介
長谷川つとむ[ハセガワツトム]
本名、勉。東京生まれ。西独政府給費フンボルト留学試験合格、キール大学にてゲーテ研究の権威エーリヒ・トルンツ教授のもとで『ファウスト』を研究、修了証取得。1969年、日本ゲーテ協会長賞受賞。1984年日本文芸大賞・ノンフィクション賞受賞。1993年、日本独学史学会賞受賞。現在、日本大学名誉教授、日本大学名誉剣道部部長、国際関係博士、日本独学史学会会長、日本ゲーテ協会評議員、日本ペンクラブ会員。日本文芸家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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