目次
1 日記(昭和十七年九月~二十四年四月)
2 六十六年の生涯―仕事のあらまし(困窮の少年期から精進の道;「辞典編集」で磨いた仕事の核心;「演劇」への傾倒、その後の曲折 ほか)
3 文箱から(古風な石版画;冨美および近親者のおぼえがき;文芸百科全書・後に志るす ほか)
著者等紹介
楠山三香男[クスヤマミカオ]
大正15年(1926)東京生まれ。東京高等師範学校文科二部卒業後、山崎学園富士見中・高等学校教諭。さらに早稲田大学第二文学部を卒業し産経新聞記者に。文化部、社会部、フジテレビ派遣(幼児教育番組『ひらけ!ポンキッキ』の企画)等を経て論説委員(文教問題担当)。定年後は教育問題の執筆と玉川大学、秋草学園短期大学等で講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
0
戦時中、還暦前後で「ダンテはすばらしい、英訳より原文で」とイタリア語の学習を始めた。演劇と児童文学の大家、『日本の英雄伝説』が代表作。疎開先で三日後に空襲戦火で蔵書ほとんどを失った。戦後、手がけていた少年文学をしようとするが「桃太郎は侵略の話、猿蟹合戦・カチカチ山・舌切り雀は復讐だから好ましくない」とされた。(日本人が雇用され検閲をしている、高給。の誰かの要らぬ配慮だろう)66歳の生涯は当時としては短いとは言えない。次男は南方で戦死。長男はシベリア抑留で死去。三男の編集。2014/07/31
-
- 和書
- どうぶつダジャレース