内容説明
「北の国」の黄金王から子どもたちを救いだしたイスは、いとこのアランと黒ダイヤ号に乗り、故郷をめざす。そんなふたりを待ち受けていたのは、なぞの密輸団「陽気な紳士たち」。あやしい人物がつぎつぎとあらわれるなか、姿を消したアランの母親の行方を追って、ふたりはなぞの糸をたぐりはじめるのだが…海辺の町の通りから、今夜も悲鳴がきこえる。母親の行方を追ってアランとイスのなぞ解きが始まる。
著者等紹介
エイキン,ジョーン[エイキン,ジョーン][Aiken,Joan]
1924‐2004。アメリカの詩人コンラッド・エイキンの娘として、イギリス、サセックスのライで生まれる。母親はカナダ人。5歳のころから物語や詩をノートに書きつけ、十代の後半から作品を雑誌などに発表しはじめる。若くして夫を亡くしたのちに、本格的な作家活動に入る。作品は児童文学だけではなく、大人向きのミステリー、詩、戯曲など多岐にわたり、生涯で約100点の本を出版した。1969年『ささやき山の秘密』でガーディアン賞を受賞
こだまともこ[コダマトモコ]
小玉知子。東京都生まれ。早稲田大学卒業。出版社で雑誌の編集にたずさわったのち、児童図書の翻訳と創作をはじめる
山本美希[ヤマモトミキ]
1986年生まれ。2011年、大学の卒業制作の絵本作品『爆弾にリボン』(三才ブックス)を出版。漫画作品『サニーサニーアン』(『週刊モーニング』第29回MANGA OPEN大賞受賞、2011年16号掲載)のほかイラスト、挿絵などで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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