出版社内容情報
しゃべってもいいし、歌ってもいいし、踊ってもいいし、もしかしたら何にもしないで心にしまってしまってもいい詩のアンソロジー。日本語のすばらしさを再発見し、詩を身近に感じることができるための61篇。
幼児
内容説明
心に見える詩のアンソロジー。小学校低学年からおとなまで。
目次
いるか(谷川俊太郎)
かのいろいろ(阪田寛夫)
春のこいうた(有馬敲)
ちょうちょう(はたなか・けいいち)
もぐら(まど・みちお)
へんてこ動物園(織田道代)
あっ、いいな(筏丸けいこ)
名づけあそびうた(川崎洋)
なくしもの(木村信子)
ないてるんだい(香山美子)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱお
17
絵も、字も、CDも味がある~(^^♪味わう詩ですね♪2014/06/18
ツキノ
9
97年の発行。ボリュームたっぷりの様々な詩。阪田寛夫さんの「アンケートⅡ おかあさんをなんとよびますか?」が最高。まど・みちおさんと谷川俊太郎さんもまさに「駄作なし」の安定感。絵が詩の味わいを増すという効果。とてもいいシリーズです。2015/08/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
3月に講演依頼があり、その地区の小学校の国語科の教科書が光村教育図書なので、本を検索中。『ことばはつなぐ…』3年生に掲載されています。2024/01/16
ヒラP@ehon.gohon
8
なじみのある詩がまとめてあるのですが、この詩集は選者センスがみごとに活 かされた作品集になっています。姉妹編の『しゃべる詩あそぶ詩きこえる詩』とはみごとに切り口を変え、それぞれに特性を持たせているのです。両者のちがいは「見える」か「じゃべる」かの違い。『しゃべる詩…』がリズム感をポイントに集められているのに対して、『みえ る詩…』はイメージの膨らみをポイントに集められています。リズムの楽しさを残しながら、読んでいると風景やイメージが想像力をかきたててくれます。じっくり朗読するのに適しているかも知れません。2011/04/11
けいこ
5
声に出して読みました。リズミカルなことばにイメージがどんどん広がっていって楽しい。お気に入りは、「いるか」谷川俊太郎 「へんてこ動物園」織田道代 「にらめっこ いしころかずお」工藤直子 「がいらいごじてん」まど・みちお。異色に思った「ぴあの」谷川俊太郎さんがこんなブラックな妄想?の詩を書くなんて、ちょっとびっくり。2021/09/13