内容説明
がちょうのヨランテとかめのグリズラは大のなかよし。本をよんだり、スポーツしたりなんでもはなしあう、とびっきりのともだちです。ところがある日、クリズラのすがたがみえなくなってしまいました…「クリズラ、なんでいなくなっちゃったの?」。
著者等紹介
ロート,ゼバスティアン[ロート,ゼバスティアン] [Loth,Sebastian]
1975年、ケルン近郊に生まれる。イラストレーターとしてだけでなく、詩人、小説家、劇作家としても活躍中。『もうなかないよ、クリズラ』は、物語と絵の両方を手がけたはじめての作品で、9か国語に翻訳されている。ラジオ=ブレーメン・児童青少年文学賞(絵本部門・ドイツ)をはじめ、フランスでも絵本賞を受賞、『カーカス・レビュー誌』(アメリカ)のベスト絵本にも選ばれた
平野卿子[ヒラノキョウコ]
翻訳家。『キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生』(河出書房新社)で、2006年レッシング・ドイツ連邦共和国翻訳賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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喪中の雨巫女。
17
《図書館‐新刊》仲良しの亀のクリズラの死を認めるまでの絵本。可愛い絵で描かれた作品でした。2013/08/27
anne@灯れ松明の火
16
新刊棚で。カメのクリズラは、がちょうのヨランテにとって大切な大切な友だち。何をするのも一緒だったのに、ある日クリズラは姿を消してしまう・・・・・・。クリズラは127歳だった。ヨランテは、クリズラを探して、世界中を歩き回る。「もう泣かないよ」という気持ちになるには時間がかかるのだ。自分で「そういうことか」と理解し、納得しなくてはならないから。2013/08/02
Totsuka Yoshihide
12
ドイツのイラストレーターであるゼバスティアン・ロート氏の作品。平野卿子氏翻訳。「死」という重いテーマを扱っているが,いたるところに作者の遊び心が顔を出していて,それがま本書の大きな魅力。パンケーキじけん気になります(笑) また絵と文の絶妙なバランスがすごい。ことばはあくまでも絵の補佐役に徹している。2022/09/04
ごへいもち
9
なんかなぁ2013/09/18
くるみ
7
グリーフ絵本。こういう絵本って読むタイミングがとっても難しいと思う。ゆっくりゆっくり読まれるのを待ってる感じかな?深い喪失を経験していないとわからないかも。2019/02/14
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