かげぼうし (新装版)

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  • サイズ A4判/ページ数 13,1/高さ 26cm
  • 商品コード 9784572003713
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Natsuki

56
もし、「影の国」というものがあったなら。そんな発想から生まれた不思議なお話。ある街と影の国のお話が同時進行で展開され、誰もが知っているであろうあの少女も登場して、なんともひねりの効いたおとぎ話に♪2017/02/11

へくとぱすかる

52
安野さんの絵本の魅力は、大人さえも惹きつける。子どもはまず絵の美しさ、端正さがいいと思うだろう。大人の方が細かいところまで、手の込んだ部分を見るので、深く楽しめる気がする。この本は左右見開き・同時進行で、「マッチ売りの少女」に似た、二つの物語が流れていくのだが、おや、と気がつくと、両者が裏でつながっていくことに気がつく。あれれ、これは一体どうなるんだろう、と心配していたら……でした。奥付を見ると最初の出版は1976年。それが今も現役。まるで古くならない冬向きの作品です。2021/02/02

ちえ

39
降りやまない雪の季節にぴったりな安野さんの絵本。左のページはマッチ売りの少女、右のページはかげぼうしの国。途中から二つのお話がつながって…作者の安野さんは「本当にあったら一度行ってみたいものだ」と思いながらこの絵本を作ったとのこと。2021/02/06

ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

37
安野光雅さんの絵本大好きです♪優しいタッチの絵に切り絵をコンビにして別々の世界を表している。マッチ売りの少女のけして楽しくない世界と民族とか関係ない世界。二人が出会うとひとつの世界に。影の国はいつも祭り騒ぎだから二人が結婚したらもっと楽しい国になるね。2016/12/10

Rosemary*

33
「現実の世界」と「影の世界」左右でそれぞれ別々のお話が進みます。やがてそのお話が一つに繋がる。面白い構成になっています。緻密で繊細な絵の切り絵の対比がとても美しい。とても雰囲気のある素晴らしい作品です。読了後、温かい気持ちになりました。2014/02/03

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