感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
靴直しのおじさんの家に住む猫のミーオラ、犬のロディゴ、そしておじさんが誰よりも大切にしている、アンソニー・ウーくんというねずみ。なぜおじさんがウーくんを大切にしているかというと、ウーくんだけくん付けだから!(ミーオラとロディゴは呼び捨て)お姉さんのドーラおばさんのおせっかいも、おばさんの飼っているオウムのポリーアンドリューもまるで台風の様でした。平穏な毎日が一番です。 『司書と先生がつくる学校図書館』より1年生向け。 【1952年 コールデコット賞 オナーブック 】(日本で翻訳された絵本)2020/09/04
mntmt
11
価値観が違うと、一緒には住めないなー。ウーくん、お手柄!2020/05/17
スプーン
9
他人との距離の取り方のお話。 みんな少し成長しました。2016/10/29
timeturner
4
エッツは絵もいいけど語りも名人芸。なんということもない話なのにすっかりひきこまれてしまう。2015/03/07
遠い日
2
靴屋のおじさんと共に暮らす、ねずみのウー君のお話。ただし、彼は「ちゅー」とか「ちゅっちゅっ」と泣くだけで、喋ったりしない。けれども、ちゃんと意志の疎通ができるところがおもしろい。犬のロディゴ、猫のミーオラの姦しさに、おせっかいで出しゃばりの靴屋さんのお姉さんが加わって、てんやわんやの大騒動に……。靴屋さんのやさしさや真っ当さに救われる。犬も猫も、おばさんに嫌われて初めて「仲よし」の価値を知ったことだし、雨降って地固まる。挿絵の版画が鄙びた味わいで好きだ。2013/08/17
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- 和書
- 調理用語辞典 (改訂)