「共感」の援助関係論―終末期医療現場におけるソーシャルワークの現象学的アプローチ

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「共感」の援助関係論―終末期医療現場におけるソーシャルワークの現象学的アプローチ

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  • サイズ B5判/ページ数 200p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784571420900
  • NDC分類 369.9
  • Cコード C3036

出版社内容情報

ソーシャルワークの実践を現象学的に分析し、複数の終末期患者の事例をもとに間主観的共感に基づく援助関係の構造を明らかにして、その原理と価値を理論的に再構築する。


【目次】

目次

第一部 既存のソーシャルワーク理論における「目的」と「方法」についての再検討―「自己決定」という方法原理の背景にある論理構造についての論究(ソーシャルワークは何を実現しようとしているのか、それはいかにして具象化されるのか;アメリカにおける「患者の自己決定法」と自己決定に関する議論;「自己決定」論の論理構造への批判的検討―Horneの議論に依拠して;自己決定のアポリアを超えて)
第二部 「実践の科学化」に向けて―ソーシャルワークの暗黙知・経験知を理論化する具体的な研究方法とは(質的研究への関心;研究アプローチの選択;実践研究の具体的方法;現象学的アプローチの具体的な分析技法;調査設計)
第三部 データ分析(「死の受容」に至る人格的成長―「共感」の構造に焦点を当てた援助関係の可能性;「生の主観的意味」へのアプローチ―客観から主観へのパラダイム転換によって生まれる「援助」の独自固有性;小さな共同態の中での合意形成―開かれた関係からくる患者の人格の成長と発展;三つの事例の分析結果を総合した「ソーシャルワーク」という経験の構造)
第四部 「共感」の援助関係論―ソーシャルワークの新たな「原理と価値」の論理構造(再論:Kant的近代啓蒙主義への批判的視座;「間主観的共感」という原理の可能性について;Scheierによる「共感の論理構造」の可能性―既存の近代についての理解の弁証法的止揚に向けて;議論の集約―「新しいソーシャルワーク」の構築に向けた援用可能性)

著者等紹介

衣笠一茂[キヌガサカズシゲ]
1966年滋賀県生まれ。同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士課程後期中退。博士(社会福祉学・同志社大学)。大分大学教育福祉科学部教授、同福祉健康科学部長等を経て、臨床ソーシャルワーク研究所(CSWRI)Kinugasa&Associates.代表。主著に『ソーシャルワークにおける「価値」と「原理」―「実践の科学化」とその論理構造』(ミネルヴァ書房、2015年)(2016年度日本ソーシャルワーク学会学術奨励賞、損保ジャパン日本興亜福祉財団賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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