出版社内容情報
社会的養護のもとで生活する子どもの教育支援はいかにあるべきか。施設入所児の育ちのネットワークを築くための施設と学校の連携・協働、子どもと教師の関係づくりを考察する。
村松 健司[ムラマツ ケンジ]
著・文・その他
目次
序論 本書の問題と目的
第1部 児童福祉施設で生活する子どもと施設ケアの課題(社会的養護について;児童養護施設で暮らす子どもたち;児童虐待とその理解;社会的養護における連携・協働;児童養護施設におけるケアワーカーと心理職の連携・協働)
第2部 社会的養護と学校教育(施設入所児支援の課題;児童養護施設‐学校連携の現状と課題―学校からの視点を中心に;施設入所児の学校生活と教育保障―児童養護施設から見た学校との連携を中心に;児童養護施設と学校の関係づくり―事例を通した分析 ほか)
著者等紹介
村松健司[ムラマツケンジ]
1966年長野県生まれ。1992年千葉大学大学院教育学研究科修士課程修了。病院、大学附属教育相談機関勤務ののち、1995~2007年情緒障害児短期治療施設(現、児童心理治療施設)横浜いずみ学園セラピスト。現在、首都大学東京学生サポートセンター教授、博士(教育学)。臨床心理士。専門、児童福祉臨床、臨床心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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