出版社内容情報
■日本の社会福祉サービスの市場化改革における公平性確保の課題を、政府・民間関係の焦点を当てて考察する。■社会福祉サービスの市場化改革における日本の政府部門の課題を、多様な供給主体の競争条件のもとでの公平性の確保と捉え、政府・民間関係のあり方に焦点を当てて考察する。
狭間直樹[ハザマナオキ]
著・文・その他
目次
第1章 政府民間関係(行政学と社会福祉学;社会福祉サービスの再編)
第2章 条件整備と準市場の概念(概要;条件整備の概念;条件整備の手法;準市場の市場構造)
第3章 社会福祉法人制度(社会福祉法人の概要;イコール・フッティング論;法的規制(参入規制)
補助金・税制優遇措置
反論)
第4章 社会福祉法人の公益性(公益法人の公益性;社会福祉法人の公益性モデル;サービスの質;平等性;社会貢献・合規性;特異性)
第5章 社会福祉サービスの質―イギリス・アメリカの議論から(公共サービスの質;利用者満足度の重視;準市場における社会福祉サービスの質)
著者等紹介
狭間直樹[ハザマナオキ]
北九州市立大学法学部政策科学科准教授。専門は行政学、社会保障論。1977年生まれ。奈良県出身。同志社大学法学部政治学科卒。同志社大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程(後期課程)満期退学。博士(政治学)(同志社大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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