出版社内容情報
住居、教育、雇用といった様々なアプローチから行われている英国のリービングケア政策と実践例を紹介する。
マイク・スタイン[マイクスタイン]
著・文・その他
池上和子[イケガミカズコ]
翻訳
目次
序論
第1部 状況を整えてゆくこと(リービングケア法および政策の策定1948~2012;リービングケアサービスの組織化)
第2部 成人期への道のり(落ち着いた、安全な住居;ケアラーたちと住居;ホームレス、住宅事情、リービングケアサービス;学校教育―将来のキャリアの基盤を築く;継続教育、高等教育、職業訓練、雇用;健康とウェルビーイング;さらなる支援を必要とする若者たち)
第3部 結論(思慮に富む旅路;社会的養護から大人へのレジリアンスを促進する)
補遺(関係する子どもおよびかつて関係した子どものニーズのアセスメントと自立計画の内容;教育、職業訓練、およびキャリアのために計画すること)
著者等紹介
スタイン,マイク[スタイン,マイク] [Stein,Mike]
ヨーク大学社会政策調査研究ユニット教授。ソーシャルワーカーの資格を基盤に、30年間以上にわたり養護(社会的養護)を離れる若者が直面する問題と課題を中心に、支援と調査研究に取り組んでいる。また長年、英国のみならず国際的に、リービングケアに関わる指針と研修内容について政府、地方自治体、第三者機関への諮問にも携わってきている。英国を代表するソーシャルワーカーにして社会福祉研究者である。さらにヨーロッパを中心とした先進諸国16か国のケアリーバーの現状と課題についての国際調査研究グループ「養護から成人期への移行の国際調査グループ」(INTRAC:Transitions from Care to Adulthood International Research Group)の共同代表でもある
池上和子[イケガミカズコ]
博士(学術)・臨床心理士。公益財団法人全国里親会および全国里親委託等推進委員会主任研究員。東京女子大学現代教養学部非常勤講師。昭和女子大学女性文化研究所研究員。赤坂アイ心理臨床センター代表。テレビ朝日福祉文化事業団評議員。2008年法政大学大学院人間社会研究科修了、博士(学術)。昭和女子大学人間社会学部非常勤講師等を経て現職。精神分析的心理臨床を基盤に、児童養護施設、里親への支援、研修および調査研究を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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