目次
第1章 理論的基盤の重要性
第2章 トラウマへの理解に基づいた臨床
第3章 治療的関わり
第4章 仕事で求められるもの、得られるもの―スタッフ支援
第5章 施設環境
第6章 ささえる環境と日課
第7章 組織とコミュニティ
第8章 治療的グループプロセス
第9章 新しい生活へ―施設から出る、アフターケア、アウトリーチ(訪問支援)
第10章 成果に基づいた実践
著者等紹介
バートン,スーザン[バートン,スーザン] [Barton,Susan]
ライトハウス財団の創設者。2人の養子を含む6人の子どもの母親で、11人の孫がいる。里親でもあり、ライトハウスの主任ケア担当者としても働いてきた。また、親業、家族システム、トラウマ由来の臨床、ホームレスの若者、児童青年の精神保健と子どもの権利などの問題に関する専門家であり、代弁者である。オーストラリアのホームレスの子どもの仕事で多くの賞を受けてきた。21世紀の開始に際し、オーストラリア社会への貢献の業績を記念してホームレス青年の仕事に対する百年祭のメダルを2001年に授与されている
ゴンザレス,ルディ[ゴンザレス,ルディ] [Gonzalez,Rudy]
ライトハウス財団のケアサービス部門の所長。Victoria大学で地域開発を専攻し、社会文化研究で学士号を取得、その後心理学領域を勉強し応用心理学(地域心理学)で修士号を取得。研究活動の主な専門領域は、精神力動的接近法、地域心理学、アイデンティティの心理学、抑圧など。認定心理士でオーストラリア心理学会の会員。多様な文化と言語の地域(CALD)の地域開発の仕事/低所得と複雑なニーズを抱える家族へのファミリーカウンセラーとケースマネージャーの仕事/暴力的な犯罪者のための治療的コミュニティの心理治療者/家庭外ケアとホームレス状態のトラウマを受けた子どもたちの治療的コミュニティの心理治療者。Victoria大学の心理学の講師
トムリンソン,パトリック[トムリンソン,パトリック] [Tomlinson,Patrick]
子どもと若者のための機関へのコンサルタントと暫定所長を務めている。トラウマを受けた子どもたちの仕事で臨床家、サービスマネージャー、所長、コンサルタントとして25年以上の実績がある。コッツワルド・コミュニティ(Wiltshire,UK)という、情緒障害の少年たちの治療的コミュニティで14年を過ごし、後半の6年は副校長を勤めた。その後の2年間はセラピー主任と地区所長としてYoung Optionで働き、2002年にSACCS(Shropshire,UK)に所長として赴任した。SACCSは施設ケアと里親ケアの中で、トラウマを受けた子どもたちに統合的な治療プログラムを提供している
開原久代[カイハラヒサヨ]
児童養護施設調布学園嘱託医・医学博士、児童精神科医。ジョンズ・ホプキンス大学病院フェローとして多動児、自閉症の研修後、東京都心身障害者福祉センター、東京都児童相談センターの専門職として発達障害、被虐待児等の治療指導に従事。定年退職後に東京成徳大学子ども学部教授、2013年退職
下泉秀夫[シモイズミヒデオ]
国際医療福祉リハビリテーションセンターなす療育園施設長、国際医療福祉大学大学院医療福祉学分野教授、情緒障害児短期治療施設「那須こどもの家」嘱託医・小児科専門医、小児神経科専門医。被虐待児の発生予防、対応について、医療、福祉面から研究、実践活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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