出版社内容情報
長期にわたる追跡調査の成果を、分かり易く、45のQ&Aにまとめた、社会的養護の実践家のための手引書。
マイケル・ラター[マイケルラター]
著・文・その他
上鹿渡和宏[カミカドカズヒロ]
翻訳
目次
イギリス・ルーマニアの養子に関する研究(ERA研究)
施設ケアを離れた子どもへの影響に関する8つの質問
施設でのデプリベーションが及ぼす全体への影響に関する4つの質問
施設でのデプリベーションに特異的な心理的傾向に関する13の質問
副次的な問題に関する3つの質問
身体的発達に関する2つの質問
心理的機能の一般的なバリエーションに関する3つの質問
養子縁組家庭に関する3つの質問
介入に関する5つの質問
他の国から養子縁組された子どもたちに見られた結果に関する4つの質問
著者等紹介
ラター,マイケル[ラター,マイケル][Rutter,Michael]
医学博士、モーズレイ病院精神科名誉顧問、ロンドン大学精神医学研究所発達精神病理学教授、40年以上にわたってデプリベーションの影響を研究している
上鹿渡和宏[カミカドカズヒロ]
北海道出身。慶應義塾大学文学部哲学科倫理学専攻卒業。信州大学医学部卒業。佐久総合病院、静岡県立こころの医療センターでの研修を経て、京都市児童福祉センター等で児童精神科医として勤務。その後、信州大学医学部衛生学公衆衛生学講座助教を経て、長野大学社会福祉学部准教授。児童養護施設や情緒障害児短期治療施設等での経験、ファミリーホームや里親関係者とのかかわりの中から、社会的養護の抱える問題について、児童精神医学、社会医学、児童福祉学の観点からの研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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