目次
第1部 アートベース・リサーチの分野
第2部 文学のジャンル
第3部 パフォーマンスのジャンル
第4部 ビジュアルアート
第5部 映像アート
第6部 ミックスメソッドとチームアプローチ
第7部 学問領域・分野別のアートベース・リサーチ
第8部 留意点
まとめ
著者等紹介
リーヴィー,パトリシア[リーヴィー,パトリシア] [Leavy,Patricia]
独立系社会学者で、アメリカ・マサチューセッツ州イーストンにあるストーンヒルカレッジの社会学・犯罪学の元学科長・教授。同校ジェンダー研究科の創設時のディレクターも務めた。単著・共著書、編集者は30冊以上にもわたり、10のブックシリーズを創刊し編集を担当している。公共にひらかれた研究に対する貢献はメディアでも注目され、アメリカ全国のニュースメディアから頻繁に取材を受けている。また、雑誌『Art/Research International』の共同創設者および共同編集者でもある。研究手法分野に関して、アメリカ全国美術教育学会、ニューイングランド社会学会などで数多くの賞を受賞し、2016年には、「Mogul」no「インフルエンサー」に選出された
岸磨貴子[キシマキコ]
明治大学国際日本学部教授。関西大学大学院博士課程修了(情報学)。専門は、教育メディア研究・学習環境デザイン。国内では、主にICT教育環境デザイン、アートを取り入れた探究学習プロセスの研究、多文化共生のための教育プログラム開発、海外では、アラブ諸国を中心に移民・難民の教育学習支援やメンタルケアに取り組んでいる。その具体的なアプローチとして、映像や応用演劇やビジュアルアートなどのアート手法を活用。パフォーマンス・アプローチ心理学の理論と実践を開発する米国Eastside研究所および社会構成主義の国際団体Taos研究所のアソシエイト
川島裕子[カワシマユウコ]
関西大学総合情報学部准教授。トロント大学オンタリオ教育研究所博士課程修了(Ph.D.)。専門は、応用演劇・教育メディア研究。北海道教育大学にて「教師に対する演劇的手法によるコミュニケーション教育」プロジェクトに従事したのち、大学での初年次教育や多文化共生教育プログラムの実践研究に取り組む。身体性や実践知に重点をおいた演劇パフォーマンスを切り口に、ジェンダーや人種などの文化的差異の越境体験や、人々の情動的コミュニケーションに着目した、多元的な関係性を創出する学習プログラムのデザインについて研究。現在は、ドキュメンタリー演劇や高校探究における演劇実践にアーティストと連携し取り組んでいる
荒川歩[アラカワアユム]
武蔵野美術大学造形構想学部教授。同志社大学大学院文学研究科博士課程修了(心理学)。専門は、質的研究法ほか。立命館大学人間科学研究所、名古屋大学大学院法学研究科、武蔵野美術大学教養文化研究室等を経て、現職。美術大学において、アート、デザインにとっての質的探究の意味の先鋭化とその教育の可能性を探っている。本人はアートもデザインも全然できない。だがそれが強みだと本人は言い張る。ゼミ生の研究手法は、アート制作、デザイン表現、論文と多様なため、それぞれの探究プロセス方法を媒介として、自身の想像力の限界の向こう側へどのように到達するかを中心に、各自の可能性を最大化する支援に励んでいる
三代純平[ミヨジュンペイ]
武蔵野美術大学造形学部教授。早稲田大学大学院日本語教育研究科博士課程修了(日本語教育学)。専門は、日本語教育、ライフストーリー研究、実践研究。韓国の仁川外国語高校、徳山大学等を経て、現職。留学生やサハリン残留日本人永住帰国者などの移動の経験についてライフストーリー研究を行い、ことばの学びとアイデンティティ、社会の関係を探究する。また、ライフストーリー研究の成果を基に、社会参加、あるいは社会変革を目的とした日本語教育の実践研究に取り組む。東京都日野市との連携による親子の多文化交流イベント企画やカシオ計算機との産学連携によるインクルーシブ社会を目指した活動の取材など、プロジェクト型の日本語教育を実践する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme