目次
1 アニメ・マンガオタク(妄想・恋愛・ダークトライアド;オタク隠しの心理;百合―少女性への憧憬)
2 いろいろなサブカルチャー(オーディオマニアは何を聴いているか;ギャル―「女っぽさ」の反乱;女子力―「女らしさ」の逆襲 ほか)
3 陰謀論の心理学(陰謀論の本質―その心理・文化・歴史;陰謀論―ナラティブの拡散と自己学習型マインド・コントロール;陰謀論とマインド・コントロール)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Haruki
3
前著に続く関心ある分野の小論集。心理統計調査を主に、ダークトライアドとオタクの相関から恋愛観、オタク隠し、オーディオマニア、ギャル:女っぽさと女子力:女らしさの印象、鉄道オタクの心理分類、オタクのキャリア観、をアンケート調査で特徴を見出す取組み。後半の陰謀論ではQアノンを主にマインドコントロールの新しい形態として自己学習型がSNS等で拡散する心理や構造を描きだす。自己、理想、目標、因果、権威ビリーフというビリーフシステムの変容が、検索で自己発見することで不満の代替への効用とリアリティを与え、強固に形成。2024/01/04
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