目次
第1部 心理療法におけるケース・フォーミュレーションを文脈のなかで理解すること(フォーミュレーションの定義―利点、目標、歴史、影響;ケース・フォーミュレーションにおける確かな意思決定;文化の違いに対応したフォーミュレーションの作成;心理療法統合のなかでのフォーミュレーション)
第2部 統合的でエビデンスに基づくケース・フォーミュレーション・モデル(ステップ1―問題リストの作成;ステップ2―診断;ステップ3―説明仮説の作成;ステップ4―心理治療計画;ケース・フォーミュレーションの質の評価)
著者等紹介
イールズ,トレーシー・D.[イールズ,トレーシーD.] [Eells,Tracy D.]
クリニカル・サイコロジスト。ルイビル大学の精神医学および行動科学学科教授。対人関係、気分、不安、および人生の幅広い問題を抱える成人を対象とした個人心理療法の実践を続けている。また、定期的に臨床心理学の大学院生と精神医学研修医のスーパーヴィジョンも行っている。20年以上にわたって心理療法におけるケース・フォーミュレーションに関する教鞭をとり、近年は、うつ病の心理治療でコンピューターを使った認知行動療法が果たす役割の研究を行った。アメリカ心理学会の第29部会(心理療法)のフェローでもある
津川律子[ツガワリツコ]
1960年生まれ。1985年日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士前期課程修了。現在、日本大学文理学部心理学科教授。公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士。編著書多数
岩壁茂[イワカベシゲル]
1968年生まれ。2001年カナダ・マギル大学大学院カウンセリング心理学専攻博士課程修了。現在、お茶の水女子大学基幹研究院人間科学系教授。臨床心理士。著訳書多数
宮本章夫[ミヤモトアキオ]
1951年生まれ。1974年東京大学工学部卒業。1974‐2011年日本アイ・ビー・エム株式会社在籍。現在、翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
WAKI