内容説明
蝶に導かれてふしぎなカウンセラー、ランディー先生のところにゆく4人。彼らは自分自身を知るために夢分析の世界へと導かれる。
目次
第1章 アカリ・大学3年生
第2章 サトル・大学院修士2年生
第3章 ハナ・27歳会社員
第4章 ツヨシ・40歳会社員
夢日記帳
著者等紹介
森田健一[モリタケンイチ]
1982年生まれ。2005年京都大学教育学部卒業。2013年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。現在、帝塚山大学心理学部准教授。臨床心理士、公認心理師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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兵士O
28
今、ボクは夢に凝っているんです。図書館のそっち系の書棚で見かけ、パラパラめくり、その敷居の低さに即レンタルでした。大体、漫画という媒体がいいです。一見すると拙くて、小学生が描きそうな絵のように思われるかもしれませんが、その構成、ストーリー共に高度。練りに練って作ってあることが分かります。内容的には4章の40歳会社員の話が良かったです。彼は表面上はガチガチの合理主義者のように見えますが、本当は心の中に満たされないものを抱えています。そのカタルシスに至るまでの経過を見ていると、嫌な気持ちも吹き飛びます。イイ!2024/01/29
ひろか
11
夢分析についてわかりやすい。なぜ今頃、この本なのだろうと思ったが、あとがきを読んで納得。それにしても、東畑さん、売れっ子すぎる。2021/06/20
めぐ
9
夢分析の本。4人のクライアントの分析実例集も出て来る。彼等にはモデルもいる模様。昔から夢日記を付けたりある程度の解釈をしたりを自分なりに試みてはいたが、シンプルに夢占い辞典のキーワードを参照しつつ型通りの診断をするといったもので、既存の解釈パッケージに当て嵌めず、ひとつの夢にも拘らず、何日もかけて夢の流れを見ていき自分だけの正解を継続的に探すというメソッドは試した事がなく、目から鱗。そういうのも面白そうだ。2023/06/13
くろねこ
4
わかりやすい夢分析の本です。夢について考えてみては。2021/05/04
𓆙
1
ゆめにっき付けていく2021/09/26