内容説明
記号と情報に囲まれた人間。言語・非言語・メディアなど複雑な意味世界を様々に解読する。「意味存在」としての人間をよむ。
目次
1部 言語的コミュニケーションの構造と過程(会話分析;状況と言語表現;現代の噂から口頭伝承の発生メカニズムを探る―「マクドナルド・ハンバーガー」と「口裂け女」の噂;広告文の構造とその働き;ドキュメンテーションの構造分析)
2部 非言語的コミュニケーションの構造と過程(サインの社会史;対人交通コミュニケーション;シグナルとしての表情の意味;記号としての服装;親子の心のつながりとことばのやりとり)
3部 社会的コミュニケーションと意味世界(印象操作と対人認知;うその社会的効用;社会的コミュニケーションとしての広告;政治的コミュニケーションと政治的シンボル操作;ニューメディアと新しい意味世界の登場;社会情報学の構想とその背景―新しいDisciplineの誕生をめざして)