出版社内容情報
「障害のある子ども」のいる保育の場面で求められる専門性とは。「かかわり」という視点からの問題提起。
石井正子[イシイマサコ]
著・文・その他
目次
第1章 障害のある子どものインクルージョンと保育システムに注目する今日的意義(はじめに;「障害」概念の変化とインクルージョンの進展 ほか)
第2章 研究1:インクルーシブ保育に関する保育者の認識1―因子尺度得点と保育観・発達観への影響の分析(目的;保育者のインクルーシブ保育に関する認識尺度の作成と分析 ほか)
第3章 研究2:インクルーシブ保育に関する保育者の認識2―保育観・発達観への影響に関する自由記述の分析(目的;調査1:「保育観や発達観に影響があった」とする保育者の自由記述の分析 ほか)
第4章 研究3:発達障害児の受け入れが保育システムに与えた影響―F幼稚園におけるインクルーシブ保育の導入と保育システムの変化(目的;事例研究の方法と倫理的配慮 ほか)
第5章 総括(研究のまとめ;総合的考察 ほか)
資料
著者等紹介
石井正子[イシイマサコ]
1983年千葉大学教育学部小学校教員養成課程教育心理選修卒業。1984年千葉大学教育学部臨時言語障害教育教員養成課程修了。1985年日本女子大学大学院家政学研究科児童学専攻修士課程修了。千葉市療育センター、千葉県中央児童相談所、四街道市総合福祉センターことばの相談室等で臨床心理士、言語聴覚士として乳幼児期の臨床発達相談に携わる。その後、幼稚園教諭・保育士養成校の教員として発達心理学、教育心理学、保育実習を担当。また、幼稚園、保育種をフィールドとして臨床発達相談と障害のある子どもたちの保育について研究を行う。2006年昭和女子大学人間社会学部初等教育学科専任講師。2011年昭和女子大学大学院生活機構研究科生活機構学専攻博士課程修了(博士“学術”取得)。現在、昭和女子大学人間社会学部初等教育学科准教授。臨床心理士、臨床発達心理士、言語聴覚士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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