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内容説明
母国語を教えることがコミュニケーション指導ではない。機器に頼ることがAACではない。コミュニケーションが、今、始まろうとする重い障害のある子ども(ビギニング・コミュニケーター)に、どんなタイミングで、何を、どのように支援していけば最大の効果を生むか。コミュニケーション指導の基本ロジックと世界の実践研究事例を網羅。
目次
AACによる言語介入方略はビギニング・コミュニケーターに何をもたらすのか?
初期AAC行動の発生 やりとりがシンボル・スキルへ変化するとき
ビギニング・コミュニケーターの意味のあるやりとりを発達させるために大切な応答性
社会的に受け入れられない行動を受け入れられるコミュニケーション反応に置き換える
欲しい物やしたい活動を要求するコミュニケーション行動を高める
社会的に受け入れられる逃避・回避を実現するための方略
「人生にはクッキーより大事なものがある」AACを利用するビギニング・コミュニケーターの社会的親密さを深めるための相互交渉の促進
象徴性の発達を支援するために子どもの初期の拡大行動を増大する
ビギニング・コミュニケーターに図形記号を教える際に考慮しなければならないこと
初心者のAACユーザーとそのパートナーとの間の会話の崩壊とその修復〔ほか〕
著者等紹介
望月昭[モチズキアキラ]
1950年生まれ(東京)。現職:立命館大学文学部・大学院応用人間科学研究科教授。略歴:慶応義塾大学文学部心理学専攻卒。同大学院博士課程単位取得退学。博士(心理学、慶応義塾大学)。慶応義塾大学文学部助手、愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所主任研究員を経て1998年から現職。専門領域:応用行動分析学、対人援助学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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