出版社内容情報
「科学的探究」を基軸として、子どもの科学への関心を高めるための理科の効果的な教授・学習モデルを提示する。子どもの科学への関心を高める授業デザインの構築が、市民の科学的リテラシー向上にとって重要な課題となっている。「科学的探究」を基軸に理科の教授・学習モデルを提示する。
白數哲久[シラステツヒサ]
著・文・その他
目次
序章 先行研究の到達点と研究の目的
第1章 市民の科学的リテラシー向上につながる「科学的探究」学習の在り方の検討
第2章 構成主義学習論の視点に立った「科学的探究」学習構築の意義の検討
第3章 「科学的探究」学習による生活科授業デザイン―鳥の巣を教材として
第4章 「科学的探究」学習による理科授業デザイン―FOSSの学習プログラムを手がかりとして
第5章 「科学的探究」学習による科学的概念の構築を図るための理科授業デザイン―第3学年「じ石」を事例として
第6章 科学的概念の構築を図る理科授業への提言
終章 研究の成果と課題
著者等紹介
白數哲久[シラステツヒサ]
1969年愛知県生まれ。1991年東京学芸大学教育学部初等教育教員養成課程卒業。2010年昭和女子大学大学院生活機構研究科人間教育学専攻博士前期課程修了。2015年昭和女子大学大学院生活機構研究科生活機構学博士後期課程修了。博士(学術)。専門は、理科教育、サイエンス・コミュニケーション。昭和女子大学附属昭和小学校教諭。昭和女子大学附属昭和こども園講師。昭和女子大学現代教育研究所研究員。日本学校図書館学会理事。NPO法人ガリレオ工房副理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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