出版社内容情報
近代教育学の諸思想・基礎概念の再考から現代教育学における実践まで、多様な視点から教育哲学の意義と課題に迫る論考集。
小笠原 道雄[オガサワラ ミチオ]
著・文・その他/編集
目次
1 啓蒙(近代教育学再考―ルソー・汎愛派・ペスタロッチー;スイス啓蒙主義とペスタロッチーの誕生;ヘルバルトにおける教育の哲学的水脈―知の経験と「場」 ほか)
2 革新(教育学の課題としてのリスク―福島第一原発事故以後の展望;物語られた人間形成を読み解く―現代ドイツ教育学における人間形成論的に方向づけられたビオグラフィー研究をめぐる検討;「陶冶」と「人間形成」―ビルドゥング(Bildung)をめぐる教育学的な意味世界の構成 ほか)
3 実践(シティズンシップ教育とこれからの道徳教育―鍵的課題としての討議過程創出という課題;規範と道徳教育―法教育との対話を通して;教育哲学を道徳教育につなぐ―ハーバーマスの討議倫理学にもとづく道徳授業づくり ほか)
著者等紹介
小笠原道雄[オガサワラミチオ]
広島大学名誉教授・広島文化学園大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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