内容説明
学童保育で子どもが生き生き育つ!子どもの発達の諸相と学童保育が発達に果たす役割を理解し、遊びの意味やより豊かな実践のあり方、気になる子どもへの対応、学童保育の歴史から学童保育の現状と今後の課題を学ぶ。
目次
1章 子どもの生活と発達(小学生の生活―学業の時間と放課後の時間;幼児から児童への三つの変化;人間の生涯発達;児童期の特徴;児童期から青年期へ;子どもの権利;学童保育の日常生活の意味;親、指導員とのコミュニケーション;学校と学童保育)
2章 遊びを豊かに―学童保育における遊びの理論と実際(子どもの生活と成長にとっての遊びの意味と学童保育の役割;学童保育における遊びを豊かにするために―指導・援助論の視点;学童保育における遊びの実践)
3章 発達障がい・気になる子ども(発達障がいのある子がかかえる困難とは?;指導員が直面する悩みとは?;保護者との関係をつくる)
4章 学童保育の過去・現在・未来(学童保育はどういう施設か;学童保育の歴史;親の労働保障と子どもの生活保護;当面の課題;まとめ―これからの学童保育を展望する)
著者等紹介
田丸敏高[タマルトシタカ]
福山市立大学教育学部教授。専門:発達心理学。16年前のこと、わが子の小学校入学を間近にして放課後の居場所の必要に気づき、地域の仲間と学童保育つくりにかかわった。以来学童保育に魅了され、実態調査や指導員研修、学生臨時指導員の確保などに協力しながら、小学生の発達の多様性について考えてきた。現在、全国学童保育連絡協議会の『日本の学童ほいく』誌に「講座 子どもの発達を学ぶ」を連載中
河崎道夫[カワサキミチオ]
三重大学教育学部教授。専門:発達心理学。子どもの発達と遊びの心理学的研究が研究テーマ。保育所や幼稚園、学童保育で子ども達と遊びながら、遊びのおもしろさと揺れ動く子どもの心理を研究し、そこから新しい発達観を追究している
浜谷直人[ハマタニナオト]
首都大学東京都市教養学部教授。専門:臨床発達学・教育心理学。東京都のある自治体の学童保育の巡回相談員を20年ほど勤めてきている。とくに、発達障がい・虐待・気になる子など、困難をかかえた子どもを学童保育でいかに支援するか、指導員の方々と一緒に考えてきた。また研究者として、その支援のあり方(コンサルテーション)の理論化に取り組んできた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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