目次
第1章 時事問題学習の現代的意義と単元開発の方略
第2章 「説明・解釈」を中心とする時事問題学習の意義と課題―高校・国際コース特別科目「国際理解」(Global Studies)をふりかえって 単元「社会主義の変容とその行方」「ソ連邦の崩壊と東アジア」の場合
第3章 メディア・リテラシーと開発教育の観点を取り入れたイギリスの時事問題学習―開発教育プロジェクト「グローバル・エクスプレス」を事例として
第4章 時事問題学習の授業づくり―「グローバル・エクスプレス」の活動事例を手がかりに
第5章 社会的実践能力の育成をめざした「時事問題」単元の授業実践―意思決定と課題解決への参加をめざして 単元「戦争と平和」の場合
第6章 協同学習による合意形成をめざす時事問題学習―単元「問題を克服し、さらに平和な日韓関係をめざして」の場合
第7章 社会参加を中心とする時事問題学習―単元「国際社会の諸課題 私たちの難民問題」の場合
第8章 社会参加と社会体験(国際協力活動)の伝え方―桑山紀彦の「地球のステージ」を題材として
第9章 社会参加学習 構成的学びへの挑戦―JICAピース・トーク・マラソンのポスターを活用したワークショップ 「積極的平和」に関する学習の場合
第10章 世紀の転換期に遭遇して―世界の見方・考え方
著者等紹介
藤原孝章[フジワラタカアキ]
同志社女子大学現代社会学部現代こども学科教授。1995年同志社大学大学院文学研究科教育学専攻修士課程修了。全国社会科教育学会、日本社会科教育学会、社会系教科教育学会、日本国際理解教育学会、日本グローバル教育学会所属。専門は、社会科教育及び国際理解教育、開発教育。地球的諸課題を学習する単元開発や教材開発の研究。最近は、英国のシティズンシップ教育の批判的摂取にもとづく小・中・高校を見通したカリキュラム開発、授業づくりについて研究している
石川一喜[イシカワカズヨシ]
拓殖大学国際開発研究所助教。「開発教育協会」内にあるGlobalExpressタスクチームに所属し、“時事問題を教室に!”をモットーにニュースの教材化に取り組んでいる
高野剛彦[タカノタケヒコ]
兵庫県神戸市立六甲アイランド高等学校教諭
松井克行[マツイカツユキ]
大阪府立三島高等学校教諭。博士(学校教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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