出版社内容情報
見えるものすべてが、反転する。
『鏡の国』には、削除されたエピソードがある――。そう告げられた桜庭怜は、叔母の過去の恋愛について赤裸々に綴られた私小説『鏡の国』を、もう一度丹念に読み返していく。削除されたパートが実在するなら、そこには何が描かれていたのか。なぜそのシーンは削除されたのか。そもそも、響子は何のためにこの原稿を書いたのか。それらの謎が解き明かされたとき、眼前に写し出される驚愕の真実とは!
『珈琲店タレーランの事件簿』の著者が描く、予測不能な傑作ミステリ!
【目次】
内容説明
『鏡の国』には、削除されたエピソードがある―。そう告げられた桜庭怜は、叔母の過去の恋愛について赤裸々に綴られた私小説『鏡の国』を、もう一度丹念に読み返していく。削除されたパートが実在するなら、そこには何が描かれていたのか。なぜそのシーンは削除されたのか。そもそも、響子は何のためにこの原稿を書いたのか。それらの謎が解き明かされたとき、眼前に写し出される驚愕の真実とは!
著者等紹介
岡崎琢磨[オカザキタクマ]
1986年、福岡県生まれ。京都大学法学部卒。2012年、第10回『このミステリーがすごい!』大賞の最終選考に残った『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビュー。13年、同作で第1回京都本大賞受賞、人気シリーズとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
21
『鏡の国』には、削除されたエピソードがあると告げられた桜庭怜は、私小説『鏡の国』を、もう一度丹念に読み返していく下巻。削除されたパートは実在するのか?何が描かれていたのか?なぜ削除されたのか?響子は何のために原稿を書いたのか。外見をめぐる苦悩、過去の事件の真相、登場人物たちの運命が徐々に明らかになり、読み手視点と作中作が鏡のように響き合って複数の反転が重ねられ、意外な事実も明らかにしていきながら、積み上げた伏線を一気に回収して、仕掛けの妙も感じさせながら最後のエピソードに繋がる結末には心揺さぶられました。2026/08/17
なみ
11
ミステリ作家、室見響子の遺稿『鏡の国』には、削除されたエピソードがある。そんな魅力的な設定に惹かれ、色々と推理しながら読みましたが、しっかり騙されました。 鮮やかな伏線や、作中作というトリッキーな設定だからこそできる仕掛けに翻弄されること間違いなしです。これは気づけたな……となった箇所もいくつかありました。悔しい! それでいて最後は胸が温かくなるような終わり方で、とても満足度の高い読書体験ができました。 『鏡の国』というタイトルに込められた意味が少しずつ紐解かれていく展開も面白かったです。2026/09/30
もちこ丸
5
このお話の中には大きく3つの謎があると思うのだけど、残念ながら上巻の途中でそのうちの2つに気づいてしまった。そして最後の1つの謎は個人的には一番規模感が小さいもの。 帯がネタバレすぎるかも笑 あらすじで面白そう!と思ったのに、一番びっくりしたいところが予測できてしまって切なかった。 普段それほどミステリを読まず、読みやすいものをお探しの方にはわかりやすくて良いかもしれない。2026/10/10
とみい
3
「反転」「反転」ちょっと言い過ぎw 最初から「反転」を意識して読むので早い段階(上巻)で「反転」が何か見当が付いてしまう、なので下巻で「反転」が明らかになったとき、驚きがなかったのが残念。 作中作のドンデン返しはちょっとびっくりしたけど。 2026/09/19
ブランノワール
3
とてもよかったです2026/08/26




