出版社内容情報
なぜ、幼なじみの於ふじは死んだのか?
小間物屋「大和屋」の若だんなの千之助・於ふじ兄妹がある日、神田川に浮かんで亡くなっていた。二人の死は事故か事件なのかはっきりしなかった。子どもの頃は仲良く遊んでいた間柄で、密かに於ふじに思いを寄せていた下っ引きの宇多は、真相を突き止めようと決意する。そんな矢先、ある長屋に幽霊が出没するという噂が出回る。親分に命じられて、宇多が調査に訪れたところ、現れたのはなんと於ふじの幽霊だった。しかし於ふじは自分がなぜ死んだかわからないと言う……。
ベストセラー「しゃばけ」シリーズの著者による江戸の青春ミステリー!
【目次】
内容説明
小間物屋「大和屋」の若だんな・千之助と妹の於ふじが、神田川で遺体となって浮いていた。その死の理由がわからない中、二人と幼なじみで、於ふじを想っていた下っ引きの宇多は、親分からある長屋に出る女の幽霊について調べるように言われる。現れたのはなんと於ふじの幽霊だったが、彼女は自分がなぜ死んだかわからないと言う…。江戸の若者たちの人間模様を描いた、切ない青春時代ミステリー。
著者等紹介
畠中恵[ハタケナカメグミ]
高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。16年、「しゃばけ」シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nori
9
下っ引きの宇多が一生懸命走り回って謎を解く。お江戸両国橋の手前、神田辺りで生まれ育った幼馴染の9人の絡れ合う想いとシガラミ。神田川で死んだ千之助と於しの。更にお品まで死んでしまった。お江戸の町で何が起きているのか…。 畠中恵のお馴染みのお話はいつも通り安心して読める。因みにタイトルの『こころげそう』は『心化粧』だったんですって。あらま、化粧なら『けさう』と書くかと思っていたら『けそう』と口語調で書く場合もあったのだとか。初めて知りました🤭え〜ともう一つ!以前の熊田正男さんの表紙イラスト好きだったのになぁ2026/07/29
なお
9
恋の行方とミステリーと。終わりはちょっと切ない。2026/06/20
巴
0
作家買い。あと一目見て装画が紗久楽さわ先生だとわかったのでそれが決め手になった。こころげそう、知らない言葉だった。畠中先生の小説っていつも知らない言葉に出会えて楽しい。日本語って美しいなと思う。恋心って本当にままならないものだなぁ。暗い話ではないけれど、明るい話でもない。でも最後に、残された人々は心を逝ってしまった人たちに残しながら、それでも前を向いて生きていこうとしている。うまく言えないけど、読み終えたときに胸に残ったこういう気持ちを余韻って言うんだろう。2026/05/24
mi
0
畠中恵さんの本が好きで書店で衝動買い。人情と謎が心地よく散りばめられていて面白かった。2026/05/11




