出版社内容情報
関西のある地方都市で、ダークな一面も持つ人間と噂される市議会議長が殺害された。所轄のベテラン刑事・本宮宣親は県警捜査一課の若手・平原優子とともに容疑者の手がかりを求め、聞き込みを行う。
恨みによる犯行なのか、それとも汚職にまつわる暴力団絡みの事件なのか。捜査が進むなか、本宮は図らずも自身が封印してきた過去と向き合うことになる。
「真実」が明らかにされたとき、人は本当に救われるのか――「正義」について問いただす、社会派小説。
【目次】
内容説明
関西のある地方都市で、市議会議長が殺された。地元ではダークな一面も持つ人間と噂され、所轄の刑事・本宮宣親は県警捜査一課の若手・平原優子とともに容疑者の手がかりを探る。恨みによる犯行なのか、それとも汚職にまつわる暴力団絡みなのか。捜査を進めていくなかで、本宮も自身が封印してきた過去と向き合うことになる。「真実」が明らかにされたとき、人は幸せになれるのか―。「正義」について問いただす、社会派小説。
著者等紹介
塩田武士[シオタタケシ]
1979年兵庫県生まれ。関西学院大学卒業後、神戸新聞社に入社。2010年に「盤上のアルファ」で第5回小説現代長編新人賞を受賞し、デビュー。11年第23回将棋ペンクラブ大賞文芸部門大賞受賞。16年『罪の声』で第7回山田風太郎賞を受賞、「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門第1位。19年『歪んだ波紋』で第40回吉川英治文学新人賞、24年『存在のすべてを』で第9回渡辺淳一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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