出版社内容情報
アメリカの次に世界を制するのは、どの国か?
覇権をめぐる壮大なドラマをコンパクトにまとめた一冊。
5000年の栄枯盛衰を「経済」で読み解く!
2025年にふたたびトランプ政権になって、
アメリカがずいぶんと横暴になったと感じた方もいるはずだ。
アメリカが強気に出られる理由は、
「覇権国家は横暴になれる」という
国際政治経済のメカニズムにある。
本書から、そのメカニズムがどのように生まれたのか、
おわかりいただけるのではないかと期待している。
【目次より】
●人類の誕生で世界はこう変わった
●中国経済は、なぜ興隆したのか
●世界の枠組みを変えたヨーロッパ世界
●アメリカが世界経済を支配した方法
●次の覇権を握るのは、どこの国か?
※本書は、2018年5月に
日本経済新聞出版社から刊行された
『逆転の世界史』を改題し、加筆・修正したものです。
内容説明
覇権をめぐる壮大なドラマをコンパクトにまとめた一冊。
目次
1 人類の誕生で世界はこう変わった(人類の誕生―アフリカから世界中へ;文明の伝播―定住する人、移動する人;農耕生活の謎―なぜ人は定住したのか;中国の興隆―統一王朝による経済成長;唐から元へ―さらに発展する中国)
2 世界の枠組みを変えたヨーロッパ世界(古代地中海世界―フェニキア人のネットワーク;イスラーム世界の台頭―異文化間交易の発展;イタリアからポルトガルへ―ヨーロッパの貿易の変貌;ヨーロッパの進出―なぜ大西洋奴隷貿易が始まったのか;情報の非対称性が少ない世界へ―グーテンベルク革命の意味;オランダのヘゲモニー―ヨーロッパ経済の発展)
3 次の覇権を握るのは、どこの国か?(アジアの海の一体化―流通網を確保したヨーロッパ;イギリスの工業化―ヨーロッパ大陸の工業化;縮まった世界―イギリスの役割;電信による帝国―何もせずとも儲かる仕組み;20世紀の世界とアメリカ―世界経済を支配した方法;戦後のアジア―再興から一帯一路まで)
著者等紹介
玉木俊明[タマキトシアキ]
京都産業大学経済学部教授。専門は近代ヨーロッパ経済史。1964年、大阪市生まれ。同志社大学大学院文学研究科(文化史学専攻)博士後期課程単位取得退学。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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