PHP文芸文庫<br> 京都くれなゐ荘奇譚〈5〉呪いは月夜に恋い惑う

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京都くれなゐ荘奇譚〈5〉呪いは月夜に恋い惑う

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569904368
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

呪いを解くためには、俺を殺せ――謎の少年・高良(たから)にそう言われた澪(みお)だが、高良と共に生き延びる道があるのではないかと模索していた。そんな澪に、一筋の光明が見えてくる。
古代から転生を繰り返す「千年蠱(せんねんこ)」の呪いを別のものに転化することができれば、高良を死なせずにすむのではないか――。
澪の言葉に微かな希望を抱いた高良は、何かを思い立ち、彼女のもとを去っていく。
京都の一乗寺、蠱師(まじないし)が営む下宿屋「くれなゐ荘」が舞台。兄の漣(れん)や澪の護衛を務める波鳥(なとり)ら仲間たちが見守るなか、澪は難題に果敢に挑んでいこうとするのだが……。

京都各地の風物詩、歴史、自然を絡めて、呪いの因果が綴られる、『後宮の烏』で人気の著者による呪術幻想譚シリーズ第五弾。文庫書き下ろし。

内容説明

謎の少年・高良を生かし、自らも生き延びる道を模索する澪に、一筋の光明が見えてくる。古代から転生を繰り返す「千年蠱」の呪いを別のものに転化させることができれば、高良を死なせずにすむのではないか―。澪の言葉に微かな希望を抱く高良は、何かを思い立ち、澪のもとを去る。兄の漣や仲間達が見守るなか、難題に果敢に挑んでいこうとする澪だが…。人気の呪術幻想譚シリーズ第五弾。

著者等紹介

白川紺子[シラカワコウコ]
1982年、三重県生まれ。同志社大学文学部卒業。雑誌「Cobalt」短編小説新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たっくん

84
「二十歳までは生きられない」呪いをかけられた長野、蠱師「麻績家」の娘、女子高生澪。長野を出ることを禁じられていたが、澪は「呪い」を解くため京都・一乗寺、忌部家(蠱師)の営む下宿屋「くれない荘」へ、兄麻績蓮も澪を護るために京都へ・・古代中国から転生を繰り返す「千年蠱」凪高良と多気女王。多気女王の生まれ変われの澪。千年蠱を巡り入り乱れる蠱師一族忌部・麻生田・麻績家と和邇家。「呪いを解きたければ俺を殺せ」と高良。高良を消さずに「呪い千年蠱と澪の呪い」それだけを解く方法をあるのか・・シリーズ第五弾、面白く読了。2025/05/30

寂しがり屋の狼さん

73
謎の少年•高良を生かし、自らも生き延びる道を模索さる澪に、一筋の光明が見えてくる。(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)呪術幻想ミステリー第5弾。2025/03/11

真理そら

55
高良が諦観に浸るだけでなく前に進もうとしているのが気持ちいい巻だった。蟲師たちの総会(?)の様子も見たい気分になった。龍田姫の物語はもう少しじっくり読みたい気がした。物語が一歩進んだ雰囲気なので早く次を読みたいという気分で読了。2024/11/15

南北

52
灯籠にまつわる邪霊、古民家カフェに改装中の座敷牢に籠もる霊、互いに呪詛を依頼してくる姉妹に関わる邪霊、土人形に取り付く邪霊などの4編。澪が高良を生かしつつ自らも生き延びる道を模索するのと呼応するように、邪霊を祓うというより最小限の関わり方で悪影響を回避しようとする話が多いのは興味深く読むことができた。具体的な方法はまだ見えてこないが、方向性は見えてきたような感じなので、終局に向かっているのかなという印象を持った。2025/07/25

あっか

46
シリーズ最新刊。キリシタン灯籠・古民家の座敷牢・不自然な紅葉の祠、3篇の怪異と漣(&八尋?)が主役の番外編・土人形の怪異。1作目からちょうど1年経ったらしい!時間は進んでいるけど本編的にあまり大きな動きはなし。とはいえ、夏至に力が弱まる高良をヒントに、少し解決策が見えてきた感じ…ではある?澪と高良は相変わらずあまり一緒にはいられていないけど、お互いの想いや絆は深まっていっているように感じるがいかに?最後気になる終わり方。高良はいずこへ、何をしに?2024/11/15

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